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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第161話
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アストライアお姉様、貴女なのですか……?)

サラ教官の質問に答えたミシェルの口から出た予想外の人物にトヴァルとリィンは驚き、アイドスは呆けた後信じられない表情をした。



「―――ただいま。」

するとその時サティアがギルドに入って来た。




「あら、噂をすれば本人が帰ってきたわね。」

サティアの登場にミシェルは目を丸くし

「ええっ!?じゃあ、貴女が……!」

「……よく見れば”ブレイサーロード”と容姿が似ているな……」

ミシェルの言葉を聞いて驚いたアリサはサティアを見つめ、ユーシスは信じられない表情でサティアを見つめ

「貴方達は…………――――フフ、”この時代”では”初めまして”ね。リィン、エリス、”Z組”のみんなに、トヴァルとサラも。」

リィン達を見回したサティアは目を丸くした後微笑んだ。



「なっ!?」

「兄様達だけじゃなくわ、私の事までご存知なのですか……!?」

サティアが自分達の事を知っている事にリィンは驚き、エリスは信じられない表情をし

「ええ。―――それと。久しぶりね、アイドス。」

サティアは頷いた後リィンが身につけている”神剣アイドス”に視線を向けた。すると”神剣アイドス”からアイドスが現れた!



「アストライアお姉様……本当にお姉様なのですか……?」

「――――セリカの妻にしてセリカの”第七使徒”サティア・ブライト・シルフィル。それが”今の私”よ。勿論エステルの娘として生まれ変わる前の”記憶”――――”正義の大女神アストライア”としての記憶もちゃんとあるわよ。」

呆然としているアイドスにサティアは微笑み

「お姉様……私……私……」

微笑まれたアイドスは辛そうな表情で言葉を濁していた。するとその時サティアがアイドスを抱きしめた。

「あ………」

「……キーアのお蔭で貴女も生まれ変わる事ができて、本当によかったわ…………先に言っておくけど、”昔の事”は気にしていないわ。貴女が今こうして私の目の前で生きている……それだけ私は嬉しいわ……」

「アストライアお姉様……!う……あ……ああっ………!」

そしてアイドスはサティアの胸の中で声を押し殺して涙を流して泣き続けた。



「……もう、大丈夫かしら?」

「ええ……みんなもごめんね、幻滅するような所を見せてしまって……」

その後泣き止んだアイドスはサティアから離れて苦笑しながらリィン達を見回した。



「いや……気にしていないよ。アイドスのお姉さんの事情はある程度知っているし。」

「ようやくお姉様に会えて本当によかったですね、アイドス様……」

「グスッ……ええ……」

リィンは静かな表情で答え、エ
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