十話
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備した攻撃衛星や探知のみ特化した探知衛星がルナツーとロンデニオン・コロニーの回りに最大で300機は普通に飛んでいるのだから。
地球連邦軍の物量と配備は驚くしかないのだ。
そしてベクトラ級1番艦の修理と補修が無事に終わり・・・ブライト率いる、ロンド・ベルト隊の旗艦として配備されて、完熟訓練もかねて地球の衛星軌道上へやってきた時。
一方の地球側の国連軍ならびに、国連に加盟している国の主導作戦がようやく開始されようとしていた
三ヶ月も前に国連の会議を得てようやく三ヶ月の準備を入念に行った作戦名。
通称【オペレーション・ネプトゥーン】国連軍、米軍、欧州連合軍ワルシャワ条約機構軍の4軍による
BETAの大規模漸減作戦へと参加することとなった第666戦術機中隊だが、
ブリーフィング後にカティアとシルヴィアのすれ違いが再発する。
さらにはテオドールが属する第2小隊は揚陸艇を含めた、海軍の戦術機との共に戦場に出ていたが。
やはりなれない最新鋭機ということもあり、ファムが負傷してしまったのだ。
代わり臨時で指揮を執るグレーテルだったが、一番厄介でも会ったのだ。
ただでさえ中隊に配属されたばかりのリィズという不安要素を抱えていた、上に指揮をするグレーテルははっきりいえば・・・
「チッ・・・最新鋭機を得たからといって・・・こんな激戦区に一小隊のみだなんて冗談はきついぞ」
自分達の上を平然と海岸から・・・戦艦や巡洋艦からの砲撃が普通に飛んでくる中戦えというのだ。
冗談ではない中で・・・しかもだ・・・位置的に色々とおかしいとテオドールは感じていた・・・
また十分な指揮に不安を抱える小隊長、国家保安省のスパイ疑惑が晴れぬままの義妹とともに、カティアを守らなければならない。
そんな思いを抱えながら戦っているテオドール・・・だがグレーテルにしてみれば上からの指令が別に存在していた。
この作戦が始まる少し前まで時間はさかのぼり・・・
「いいか同士グレーテルよ、契約者なっている同士テオドールとアイリスディーナの存在は我々東ドイツ陸軍の期待の星である、いざとなれば部隊の損害率は気にするな・・・契約者二人の命と部隊をどちらをかけるべきか・・・同士にもわかるだろう」
「それは・・・つまり私にも・・・テオドールやアイリスディーナの盾となり・・・二人を最優先で生き残らせという命令でしょうか?」
グレーテルもわかっているのだ、現在の東ドイツ側の経済と戦力・補給物資・・・どんなに逆立ちしてもだ。
外国側から援助を得て存在しているということを知っているから、今回の大規模の作戦で東ドイツも西ドイツも強制参加なのだ、
どんな
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