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英雄伝説~運命が改変された少年の行く道~(閃Ⅱ篇)
第146話
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様の事もちゃんとわかっていますから怒る事はしないと思いますよ?…………多分。)
ベルフェゴールとリザイラ、アイドスは微笑ましそうに見守り、ジト目になったアルティナの念話を聞いたメサイアは苦笑しながら答えた後大量の冷や汗をかいて疲れた表情をした。
「……会長がいてくれたおかげで俺は俺でいいんだって思えるようになりました。どんなことがあっても、自分らしく前に進んでいけばいいと。だから……本当にありがとうございます。」
「……えへへ、嬉しいな。そんな風に言って貰えて。生徒会長になれて、本当によかったって……今、心から思ってる。そのおかげで……リィン君に会えたんだから。そのおかげで……この気持ちに気付けたから。」
「トワ会長……?」
頬を赤らめているトワの言葉を聞いたリィンは不思議そうな表情をし
(アハハハハハハハッ!まだ気付かないなんてさすがはご主人様ね♪)
(ふふふ、さすがはご主人様です。)
(リ、リィン様……いつもいつも思うのですが、何故”そういう事”に関して信じられないくらい鈍くなるのですか……?)
(まあそれはリィンだから仕方ないと思うわ。)
(マスター程罪作りな男性はいないでしょうね。)
二人の様子を見守っていたベルフェゴールは腹を抱えて笑い、リザイラは静かな笑みを浮かべ、メサイアは表情を引き攣らせ、アイドスは苦笑し、アルティナはジト目になっていた。
「~~~~っ~~~!…………スーハー……スーハー……よしっ!―――リィン君、さっき言ってたわたしがリィン君に話したい事を答えるね。」
一方顔を真っ赤にしたトワは深呼吸をした後決意の表情になって、リィンを見つめた。
「わかりました。それで一体何のお話でしょうか?」
「えっと……その……――――リィン・シュバルツァー君!」
「は、はい!」
トワに突如フルネームで呼ばれたリィンは姿勢を正した。
「わたし―――トワ・ハーシェルは貴方の事を一人の男性として大好きです!だから……わたしを貴方の将来のお嫁さんの一人にしてください!」
するとその時トワは真っ赤な顔でリィンに自分の想いを伝えた!
「え。…………………………」
(よく言ったわ♪貴女の事、個人的に気にいったわよ♪)
(しかもさり気なく婚約まで持ち掛けている所はさすがと言った所でしょうか。)
(ト、トワさん、ストレートで来ましたね……)
(ここまで言われたらさすがのリィンもトワの気持ちに気付くでしょうね……)
(というかマスターにはそのくらいしないと、一生気付いてもらえないと思った為仕方なくこの方法で来たのでは?)
トワの告白にリィンは呆けた声を出した後石化したかのように固まり、ベル
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