天才少女の月旅行
ハーウェイの黒蠍
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者は化け物か!」
アリーナで言峰神父と手合せをしたのだが
序盤こそコードキャストと黒鍵の投擲で優勢を保っていたが接近されてからは一方的に八極拳で殴られまくった
八極拳ってあんな強いのか
最後にあの神父
「筋は悪くないがコードキャストに頼りすぎだな、精進したまえ」
と言い放った後思いっきり腹を蹴飛ばしやがった
「あぁ、こんなところまで痣ができてしまって、まったく女の子のお腹を蹴飛ばすとはあの神父最低ですよ!」
「ちょっと待てバーサーカー」
「はい?」
「なぜ私の服を脱がしている」
「治療をしようと思いまして!!」
「出ていけ!!」
バーサーカーが治療って……
そもそも痣だろうとなんだろうとコードキャストMedicalを使えば治療できる
「ここはあれですよお姫様!もうお嫁にいけないとか言って私がお嫁さんにしてあげますっていうような状況ですよ!」
「どんな状況だよ……あれ?」
マイルーム付近に仕掛けたセンサーが何かの道具がマイルームの前に置かれていると報告している
「何らかのウィルスや攻撃用プログラムの可能性がありますので私が取ってきますね」
「ありがとうバーサーカー」
霊化して扉をすり抜けこちらへ箱を取ってくるバーサーカー…箱?
「スキャンしてみる」
キーボードを叩き箱の中身を調べる
中には
「エーテルの欠片に魔術結晶の塊に治療薬?」
所謂回復アイテム達がその箱の中入っていた
「罠…ではないみたいですね」
「支給品として配布されてるわけでもなさそうね」
なんか少し不気味だが何のトラップも仕掛けられていないしな
「もらえるものはもらってしまいましょう」
「遠坂凛がアリアドネの糸のお礼を置いてってくれたのかな?」
直接渡すのは恥ずかしいから置いておいたということだろう
「でもお姫様のセンサーに気付かれずアイテムだけ置いていくようなコードキャストを使うタイプには見えませんけどねぇ?」
「まぁ、あれでもテロリストだしそういうのも持ってると思うよ」
そこまで高レベルのセンサーでもない、昔ある警備会社に売り払ったコードキャストの流用だしね
「うーん?」
バーサーカーは納得がいかないようだが私はそれ以上気にしないことにした
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