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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第136話
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ょう。あなたが魔女としてどれだけ成長しているか……存分に見せてみなさい。」

クロチルダは真剣な表情でエマを見つめた後歌い始めた。

「踊れ 踊れ 可愛い小鳥―――(あるじ)の仇を (まなこ)にとらえ 爪を立てて 牙を剥け―――」

すると歌っていたクロチルダの幻影が消えると共にグリアノスに凄まじい力が纏い始めた。



「なんだ……!?」

「何かの”力”があの蒼い鳥に集まっている……?」

「グリアノス……!まずい、離れなさい!」

グリアノスの様子を見たリィンが眉を顰め、エリスが不安そうな表情をし、セリーヌが警告したその時グリアノスは巨大な鳥魔獣へと変化した!



「くっ……!」

「巨大化しただと!?」

「プリネ姫達がバルヘイム宮で戦った魔獣……!」

巨大化したグリアノスを見たリィンとラウラ、シグルーンは厳しい表情をした。

「使役する使い魔に膨大な霊力(マナ)を注ぎ込む”魔徒の円舞(サヴァント・ヴァルス)……!おそらく幻獣を上回るほどの力を与えられています!」

「クスクス……見せてみなさい、エマ。その意志に見合う力を、あなたが持っているかどうかを―――!」

「―――皆さん、どうか私に力を貸してください!―――ヴァレフォルさんもお願いします!」

「オッケー!」

「わかった……!」

「任せるがよい……!」

「”異界”の”魔女”として……エマの仲間として私も協力するわ……!」

「―――今こそ”ドラゴン”としての”力”、お見せしますわ!ハァァァァァァ………グオオオオオオオ―――――ッ!!」

クロチルダの言葉に応えるかのようにエマは号令をかけた後ヴァレフォルを召喚し、リィンやラウラ、ゲルドは決意の表情で頷き、セレーネは竜化して仲間達と共にクロチルダによって巨大魔獣化したグリアノス―――グリアノス・アウラとの戦闘を開始した!
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