暁 〜小説投稿サイト〜
サクラ大戦来訪者は私の幼馴染
欧州は花の都へ到着・・・前編
[1/2]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話

時は太正15年5月・・・

大神達を乗せた船は予定通り、欧州に着いた。

「「やっと着きましたね巴里に大神さん」」

「何言ってんだい二人共まだここは巴里じゃないぞ」


「「ええーーそんな」」

「巴里に行くならここから汽車で後3時間はかかるぞ」

今の大神の言葉は、スバルとエリオにとっては、地獄への片道切符に等しかった。

「エリオごめん私、先に逝くから」

「駄目ですよ、スバルさんスバルさん」

「あーあもうすぐ巴里の美味しいお菓子が食べられるのになあ」

大神がそう言うと、スバルは起き上がった。

「お菓子ーーー」

(スバル君のことなのはちゃんに、聞いててよかった)

大神はスバルの事を聞いていて、つくづく良かったと思っていた。


そして3人は巴里行きの汽車に乗った。

それから3時間後・・・

大神達3人を乗せた巴里行きの汽車が目的地の巴里に着いた。

「はあ、今度こそ巴里に着いたね、エリオ」

「そうですねスバルさん。大神さん僕達はこれからどこに行くんですか?」

エリオが大神に質問をする。

「ああ、これから俺達は一度パリ市内にある。日本大使館に挨拶に行くよ」

「「わかりました」」

3人はパリ市内にある日本大使館に向かった。

そのころ先に来て、新婚旅行を楽しんでいる直哉とさくらは・・・

「直哉君今日はどこに行くの?」

「先ほど迫水大使から連絡があって、大神さん達3人が巴里に着いたんだって」

「え、そうなのなら今日からは、夜のお出かけにしたほうがいいかしら?」

「今日はその方がいいかもね」

「わかったわ」

時は大神達が日本大使館に着いた頃まで遡る。


日本大使館内大使館室・・・

「大神一郎中尉、ただいまこちらに着任しました」

「やあ、君が大神一郎君かい、帝都での事など、聞いてるよ、ここでも頑張ってくれたまえ」

「おっといかん、僕の名前は、迫水だ。一応君の上司だからよろしく、そして君がスバル君に、エリオ君だねよろしくね」

「ええーー何故私の事を、知ってるんですか?」

スバルが、迫水大使に質問する。

「ああ、それは君達二人については、帝国華撃団総司令の紫藤直哉君から事前に連絡を受けてたからね、そして君達の後ろ盾になってくれと、頼まれたからね」

「ああ、成る程だから直哉が、大使に連絡したんですね」

「そう言うことだよ、大神君」

「「ええ、どういう事ですか?」」

「いいかい君達は、この世界の人間じゃないでしょ?」

「「ええ、そうです」」

「そんな君達がこの世界の事件に巻き込まれたら困るだろ」

「「確かに」」

「そうなった
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ