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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第131話
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の政治状況に風穴を開けて幾つもの改革を成し遂げた!その結果を否定するというのか!?」
そしてロイドの叫びに怯んだディーター大統領は怒りの表情で叫んだ。
「……それとこれとは話が別です。おじさまの全てを否定するつもりはありませんし、学ぶ所が多かったのは確かです。だからこそ……その欺瞞と勘違いを指摘せざるを得ません。貴方を尊敬していた者として……間違いに気付いて欲しい意味でも!」
「いいだろう!」
そしてエリィの言葉に大声でディーター大統領が答えたその時、ディーター大統領は片手を天に翳した。するとディーターは不思議な光に包まれ始め、さらにディーター大統領の足元には謎の魔法陣が展開された。
「………!?」
「な、なんだぁ!?」
「まさか”魔導”の力……!?」
その様子を見たロイド達が驚いている中ルフィナは警戒し
「気を付けてください!オルキスタワーから彼を中心に膨大な霊力が集まり始めています……!」
ティオはロイド達に警告した。
「フフ、ベルほどではないがクロイス家の当主としてこの程度は嗜んでいてね…………そして、このオルキスタワーの”霊子変換機能”を利用すれば――――こんな事も可能になるのだよ!」
するとその時ディーターは光に包まれて白き神機の中へと吸い込まれた!
「あ……………」
それを見たエリィは呆け
「吸い込まれたねー……」
キーアは信じられない表情で呟いた。そして神機は自分の手や頭を動かした。
「ふむ……視界と制御も良好だ。”至宝”の力を受けつつ自在に操る事ができそうだな。」
「まさかあの人形を動かしているというの……!?」
「……”騎神”や”機甲兵”という例があるのですから不可能ではないと思います。」
神機から聞こえて来たディーター大統領の声を聞いたロカは信じられない表情をし、エリゼは複雑そうな表情で呟いた。
「お、おじさま……………」
「霊的な位相空間から人形兵器をコントロールしている……!?」
「オイオイ、そんなのありかよ!?」
ロイド達が信じられない表情でディーター大統領が操縦する神機を見つめている中、神機はその場で決めポーズをし
「ハハ、これぞ”正義”を体現し、世に知らしめるための白き機体……………さあ――――”証明”してみるとしようか。私の”正義”と君達の”正義”……果たしてどちから正しいのかを!」
ロイド達に回転する片腕を突き付けて叫んだ!
「くっ………望むところだ!」
「全力をもって挑ませてもらいます……!」
「そんなガラクタ、すぐにぶっ壊してやるぜ!」
対するロイドやエリィ、ギュランドロスも武器を構えて叫び、戦闘を開始し
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