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大丈夫、な訳がない。
序の章
ハジマリ×シュッパツ
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ル」
「覚えてないです」
「即答?!え、説明めんどいんだけど」

 ドヤ顔をして自信アリげにいう彼に抱いた第一印象は、なんだこの人。
 がくりと項垂れてベッドに顔を埋めた彼に、それをしたいのはこっちだ、と言いたくなる。

「とりあえず、出る支度したいんで帰ってもらっても?」

 私は以前誕プレで貰ったトンファーの片割れを両手で握りしめ、にっこりと最大限の笑顔で言った。
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