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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第125話
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場所を観光旅行しようと思っていましたし♪」

ワジの言葉を聞いたエイドスは微笑んだ。



「そ、”空の女神”がか、家族旅行!?」

「あ、ありえねえ……」

「各国の首脳が知ったら、間違いなく慌てるでしょうね……」

「さすがはエステルさんの先祖だけあって超天然かつマイペースですね。各国の首脳をも慌てさせるほどの天然でマイペースとか、”女神”だけあってエステルさんのマイペースさや天然とも桁違いですね。」

(兄様達が”空の女神”の事について聞かれた時、微妙な表情をした意味が今わかったわ……)

一方エイドスの答えを聞いたロイドは驚き、ランディとエリィは疲れた表情をし、ティオはジト目でエイドスを見つめ、エリゼは冷や汗をかいて表情を引き攣らせていた。



「お前は何を考えとんねん!?観光案内するにしても真っ先にアルテリアに招待すべきやろうが!?」

するとその時ケビンの怒鳴り声が聞こえたが

「フフ、そんな事をしても自分を”神”扱いする七耀教会の総本山であるアルテリアに招待した所で空の女神(エイドス)は喜ばないと思うけど?」

「そうですよ。そんな所にいても息苦しいだけです。未来に行くと知り、人々がどのような暮らしをしているのか見る事を密かに楽しみにしていた私の楽しみを奪わないで下さい。」

「う”……………」

ワジとエイドスの言葉を聞いた後唸った様子のケビンの声が聞こえてき

「あ、そうだ。どうせクロスベルの観光をするならついでにエラルダ大司教に僕達の活動を今後認めるように言ってくれないかい?彼、頭が固すぎて僕達のクロスベル入りを禁じているんだよね。そのせいで僕はわざわざ正体を隠して2年もクロスベルの旧市街に潜伏しなければならない羽目になったし。」

「まあ………それはいけませんね。」

「お、お願いしますから、もう勘弁してください……!」

ワジの提案を聞いたエイドスが目を丸くすると懇願した様子のケビンの声が聞こえてきた。



「やれやれ………早速悪い癖が出ているな………」

「フフ、いいじゃない。空の女神(エイドス)に私達の暮らしを知ってもらう事なんてすばらしい事、絶対にないじゃない。」

「というか空の女神(エイドス)がクロスベル観光って……通商会議以上の警備が本来なら必要じゃない……」

「キーアも全部終わった後過去のクロスベルを観光してから帰ろうかなー?」

ツァイトは呆れた表情で溜息を吐き、セシルは微笑み、エオリアは表情を引き攣らせ、キーアは無邪気な笑顔を浮かべ

「ワ、ワジ君………」

「既に順応して空の女神(エイドス)と普通に会話していますね……」

ノエルは冷や汗をかき、リーシャは苦笑しながら見つめていた。


「ま、
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