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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
外伝〜クロスベル帝国建国〜 第123話
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き、来やがった……!」

「は、早く装甲車で討ち取れっ!!」

それを見た兵士達は悲鳴を上げ、装甲車はギュランドロス達に砲口を向けたその時、砲撃が放たれて装甲車は爆発し、炎上し始めた!



「ば、馬鹿なっ!?」

「砲撃だと!?最新型の装甲車ではこんな事、不可能だぞ!?」

装甲車が破壊される様子を見た兵士達が混乱し始めたその時、”クロスベル帝国”の紋章が刻み込まれてあるラインフォルト社の最新型の戦車―――”アハツェン”に加え、”貴族連合”の主力である”機甲兵”達までもが次々と姿を現し始めた!

「なっ……!?」

「あ、あれはまさか………ラインフォルト社の最新型の戦車!?」

「し、しかも何なんだあの巨大な人形兵器は!?」

「ま、まさか”神機”か!?」

「ど、どどどどどど、どうやってあんな物、手に入れたんだよ……!?」

”アハツェン”や”機甲兵”を見た兵士達は混乱し始めた。



「ま、まさか警備隊だった俺達が”コイツ”を使える時が来るなんて……!夢みたいだ……!」

「しかもそれどころかこんな兵器まで俺達が使えるなんて……!」

「クロスベルが”国”になるのも後少しだな……!」

一方戦車や機甲兵の操縦席にいる警備隊員達は明るい表情をし

「気を抜くな!司令達が国を建てたらすぐに”コイツ”と共に二大国に戦争を仕掛けるんだ!国防軍との戦いは”アハツェン”や”機甲兵”を使った最初にして最後の実戦演習だ!国防軍との戦いで予め練習していた”アハツェン”や”機甲兵”の実戦技術を必ず物にしろ!」

「「イエス・サー!!」

そして隊長機である”シュピーゲル”の中にいる隊員の号令に答えた。



「――――貴方も存分に暴れなさい、”パテル=マテル”!!」

更にレンが叫ぶと”パテル=マテル”が空から急降下着陸して腕を振るって人形兵器を数体纏めて破壊し

「ヒ、ヒィィィィィッ!?」

「あ、新手の”神機”だとっ!?」

”パテル=マテル”を見た国防軍の兵士達は混乱し始めた。



「全員、ここが気合いの入れ所だっ!」

「とっととこいつらを片付けるよっ!」

「クロスベル帝国軍、突撃開始っ!戦車及び機甲兵は人形兵器及び装甲車を優先的に狙いなさい!」

「”パテル=マテル”!これよりギュランドロス皇帝率いる”クロスベル帝国軍”の援護をする!なお、敵兵は戦闘不能程度にとどめ、人形兵器並びに装甲車は完全破壊しなさい!!」

そしてギュランドロス、パティルナ、ルイーネはそれぞれの武器を天へと掲げて号令をかけ、3人に続くようにレンは大鎌を天へと掲げて叫び

「イエス・サー(マム)!!」

「―――――――!!」

号令に答えた警備隊員
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