心配と焦り
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作業台替わりに置いてある古びた木箱と、ヒビの入ったツボ。
それと、寝るときに敷く藁の敷物以外には何も置いていないこの小屋。
何時もなら、私が食料を採りにいっている間に母が水を汲んでいて私が帰る頃には先に母がこの小屋に居て、『おかえりなさい』って、言ってくれたのに。
今日はそれが無い。
「……っ!まさか!?」
自分の早とちりであって欲しいと思いながらも、私は持っていた籠と、頭に角が生えているウサギを入り口に投げ出して走りだした。
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