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とある狭間の光源支配(デイライト):Re
序章
超電磁砲と光源支配@
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これから会う人物が自分の思い描いている人物ではないと勝手に結論付け、歩みを進める


しかし数十分後


彼は友人の口癖を思い出すことになる



―――



「はぁ〜〜〜〜」


柵川中学の一年生、頭に派手な花の髪飾りを付けた少女、初春飾利は盛大な溜息をついた


「酷いです…佐天さん」


「ごめんごめん」


同じく柵川中学の一年生、佐天涙子は全く悪びれる様子なく、謝る。彼女の性格をよく知っている初春はそれ以上何言わず、ただ呆れた視線を送るだけだった


「そういえば、どうだった?身体検査」


「全然だめでした。相変わらずのLEVEL1。小学校のころから、ずっと横ばいです。担当の先生からも“お前の頭の花は見せかけか?その花の満開パワーで能力値でも咲き誇れ!”って…」


「ええっと……その担当の説教にも色々つっこみたいけど…」


そう言いながら佐天は初春の隣に腰を下ろした


「元気だしなよ。大体LEVEL1ならまだいいじゃん。私なんてLEVEL0。無能力者だよ」


佐天の言葉に初春は顔を俯かせた


「でもそんなのは気にしない!あたしは毎日が楽しければそれでオッケー!」


「佐天さん…」


「ほら!コレ聞いて元気出しな!」


そう言って佐天が取り出したのは音楽プレーヤー。イヤホンの片方を初春の耳に付ける。流れ込んできたのは、人気アーティストの新曲だった


その後、そのアーティストの真のファンが何であるかを熱弁され、今日発売のアルバムを買いに行こうと誘われた


「あ、でも…今日は私、白井さんと夜月さんと約束が…」


「白井さんと夜月さんって……風紀委員の?」


「念願叶って御坂さんと会わせてもらえることになったんです!」


きらきらと目を輝かせ、手を胸の前で組みながら初春は言った。その御坂というのが零が想定していた中で、最悪の人物であることを初春は知らない


「学園都市でも七人しかいないLEVEL5。常盤台のエース…御坂美琴さんに…!」


「常盤台のLEVEL5?どうせまた能力を笠に着た、上から目線のいけ好かない奴じゃないの?」


「そんなこと…」


「だってああいう人達って、自分より下の人を小馬鹿にするじゃん?」


この学園都市では能力の高さが全てであるという暗黙の了解がある。佐天の言った通り、高能力者にはそのように能力を鼻にかけたような人間もいる


「しかも常盤台って…お嬢様――「いいじゃないですか!お嬢様!」


「むしろお嬢様だからいいんじゃないですか!」


「――ってアンタ…単にセレブな人種に憧れてるだけなんじ
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