Side Story
少女怪盗と仮面の神父 15
[5/5]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
がとうございま」
「アーレストさまーっ!」
ドカーン! と、いきなり派手な衝突音を響かせて、「何か」が神父に激突した。彼が吹っ飛ばなかったのは、その「何か」が細っこい女性だったからだ。
(って、ちょっと。この人今、砂浜から来たわよ? 驚いてないで仕事しなさいよ自警団員! もしこれが怪しい奴だったらどうすんの!?)
慌てふためく自警団員二人を睨むミートリッテの斜め前で、アーレストにべったり貼り付く謎の女性。
背格好で判断するなら、ハウィスよりちょっと年下くらいか。
「マーシャルさん……貴女が何故、此処に?」
アーレストも酷く慌てている。
「退屈だから来ちゃった」
驚いて固まる一同を気にもせず、マーシャルと呼ばれた女性は舌先をペロッと出して笑った。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ