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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
外伝〜運命が改変されたケルディック〜
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ある事を!その日が来るまで自分が今まで犯して来た”罪”を悔いていなさいと!」
「グググググ……ッ!おのれ―――――ッ!撤退!撤退だ―――――ッ!!」
「イ、イエス、サー!!」
プリネの宣言に悔しそうな表情で声を上げた後数えられるほどにまで減ってしまった機甲兵や兵士達と共に撤退した。
「マスター、レーヴェさんから先程報告が来ました。猟兵達によって焼き討ちされたケルディック市ですが、重傷者は出てしまいましたが死傷者は今の所ゼロだとの事です。それと、猟兵達に数人逃げられてしまったとの事です。」
「そう……死傷者が出なかっただけ上出来ね。それに逃亡が成功した猟兵達も結局はこのケルディックで果てる事になるのでしょうね。」
「え?それは一体どういう意味ですか?」
目を伏せたプリネの言葉を聞いたツーヤは不思議そうな表情で首を傾げた。
「さっき私の通信機に連絡が来たのよ。―――ベルガード門にいるレンからレン自身がこっちに向かう連絡がね。」
「!それは…………メンフィルによって処刑される彼らとレンさんによって処刑される彼ら………どちらの方が殺され方としてはマシなんでしょうね……」
そしてプリネの話を聞いてすぐに察したツーヤは複雑そうな表情で呟いた。
〜ルナリア自然公園・奥地〜
「ハア、ハア……何とかここまで撤退する事ができたか……」
「ああ……他の連中はみんなメンフィルに……クソッ!話が違うじゃねえか!何でケルディック要塞が襲撃されているのに町中にあんなにメンフィル兵がいたんだ!?」
「………生き残った我らがメンフィルの裁きを受ける彼らの分も生きて故郷に仕送りをするぞ!」
「おおっ!」
一方その頃ルナリア自然公園まで撤退した猟兵達は公園内に隠している飛行艇の所へと向かっていた。しかし――――
「なっ!?ひ、飛行艇が……!?」
「一機残らず破壊されている……!?」
猟兵達の希望であるはずだった侵入の際に使った飛行艇が一機残らず破壊されていた。
「クソッ!?一体誰がこんな事を!?」
「クスクス、飛行艇を破壊したのはその子よ♪」
そして一人の猟兵が悪態をついたその時、少女の声が聞こえると共にパテル=マテルが猟兵達の目の前に着地した!
「なああああああっ!?」
「き、機甲兵―――いや、違う!?」
「何なんだこいつは!?」
「それにさっき聞こえて来た声の女は一体何者でどこにいる!?」
パテル=マテルの登場に猟兵達が驚いたその時!
「パテル=マテル、握りつぶしちゃいなさい♪」
「―――――――」
「ヒッ、やめ―――――ギャアアアアアア―――――――ッ!?」
少女の声
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