暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
外伝〜”千の腕”との再会〜
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膨らませてジト目で見つめたリースはある事に気付いて不思議そうな表情で尋ねた。



「……私がこの時代に来たのは”空の女神の協力者”として”空の女神”の”戦い”を助力する為よ。ミントさんと空の女神もそのつもりで私に接触したとの事だし。それに”この時代では既に世を去っている私”が”星杯騎士”としての活動をしたら混乱が生じるでしょう?」

「あ…………」

「…………」

ルフィナの指摘を聞いたリースは呆けた後辛そうな表情をし、ケビンは複雑そうな表情をし

「―――とは言っても貴方達も空の女神と共に戦うのだから、ほとんど一緒にいるようなものだと思うけどね。短い間になると思うけど、よろしくね。」

「姉さん……ああ、よろしく頼むで。」

「姉様からいたら百人力。」

「えへへ……よろしくね、ルフィナさん!」

「よろしくお願いします。」

「ミント達と一緒に頑張ろうね!」

ルフィナに微笑まれたケビンやリースはエステル達と共に力強く頷き

「フフ……よろしくお願いしますね。―――ただ、その”空の女神”という呼び方は止めて、どうか私の名前で呼んでください。私は”人”として生きる事を決めたのですから。」

エイドスは微笑んだ後真剣な表情でルフィナに指摘した。



「しかし御身は私達にとって崇めるべき存在なのですから、そのような恐れ多い事は……」

その時ルフィナは戸惑いの表情で指摘したが

「―――でしたら私の事は名前で呼びなさい。ちなみに”様”付けも可能な限り止める事。これは貴女達が崇めている”空の女神”としての”命令”です。いいですね?」

「うっ。………………わかりました。改めてよろしくお願いします、エイドスさん。」

エイドスに命令されると唸り声を上げた後疲れた表情で会釈をした。



「あ、あのルフィナ姉さんがあっさりと言いくるめられるなんて……」

「無理ないと思う。幾ら姉様でも”星杯騎士”として”空の女神”であるエイドスさんの命令は絶対服従だからエイドスさんの”命令”には逆らえないだろうし。」

その様子を見守っていたケビンは大量の冷や汗をかいて表情を引き攣らせ、リースは疲れた表情で呟き

「……やっぱり、エステルの先祖だけはあるね。」

「どーいう意味よ!?」

「まあまあ……落ち着いてよ、ママ。」

ヨシュアに視線を向けられた怒鳴るエステルをミントは苦笑しながら諌めていた。



「あ、そう言えばこの時代のケビンとリースに聞きたい事があったわね。」

「姉様?」

「へ……一体何なんや?」

ある事を思い出して呟いたルフィナの言葉を聞いたリースとケビンは不思議そうな表情をしたが

「ミントさん達から聞いたわよ。何で
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