欧州は花の都へ到着・・・中編
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「ああーーー貴方日本人ですよね?」
「そ、そうだけど、君は誰?」
「私はエリカです、私日本人に聞きたい事があるんですが、聞いていいですか?」
「ああ、いいよ」
「じゃあ遠慮なく、貴方は、ちょんまげを何故、してないんですか?」
「え、ちょんまげ?」
「うーん今は、帝都でも、一部の人がしてるくらいだよ」
「えーそうなんですか、ショックです」
二人が話していると、蒸気車が、暴走し二人を襲った。
「危ない!!」
「キャア」
大神は、何とかエリカを庇いながら暴走車から離れていった。
その時、騒ぎを聞きつけたエリオと、スバルが大神にと合流した。
「「大丈夫ですか大神さん」」
「ああ、スバル君、エリオ君俺は大丈夫だよ」
(あ、あれは、もしや霊力なのか?)
大神は見た。暴走車に、閉じ込められている運転手に、エリカと名乗った少女が不思議な光を出し、運転手に当て、治療をしているのを。
「どうしたんですか大神さん?」
「何でもないよエリオ君。さて観光の続きと、行こうか」
「「はい」」
そして大神達は、巴里観光を続けた。
夕方
日本大使館前・・・
「やあ待たせたね、大神君、スバル君、エリオ君」
「巴里観光は楽しかったかい?」
「「はい」」
スバルとエリオは、大きな声で返事をした。
「しかし、大神君も災難だったね、暴走車の事故に、直面するなんて」
「ええ、自分も驚きましたよ」
「いいじゃないか、嫌な事は、これから行く場所で忘れたまえ」
「大使これから自分達は、何処に行くんですか?」
「まあまあ着いてからのお楽しみだよ、大神君」
迫水に大神達3人が連れられてこられた場所は、以前直哉とさくらの二人が連れられて来たシャノワールだった。
シャノワール前・・・
「ミスター迫水いらっしゃい」
「やあ、シー君支配人はいるかな?」
「はい、いますよミスター迫水、今日はお連れの方が違いますね」
「ああ、今日は大使館に新しい職員が来たのでね」
そう言いながら、迫水と大神達は、シャノワールの中に入った。
「「うわあ、綺麗な所だ」」
「スバルさん見てください、ステージですよ」
「本当だね、シャノワールって大帝国劇場みたいだ」
「おや君達、そう言えば、大帝国劇場で少しの間お世話になっただったね」
「「ええ、そうです。私と僕が、代表で先に来たんですよ」」
「成る程ね」
「おや今日も来たのかい?ミスター迫水」
「酷いですな、グラン・マ、今日は貴女に挨拶に来たのは彼を連れて来たんですよ」
「大神君挨拶してくれたまえ」
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