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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第五話 ライトニング
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しで寒中水泳したぐらいの衝撃度だったらしい。
「ご、ご、ご、ゴメンなななさぁいい!と、と、止めてくださあい、アスカさぁあん!!」
アスカが落ち着くまでの1分間、エリオを激しく揺すぶられたままだった。
「失礼しました。十二分に取り乱しまして……」
ようやく落ち着きを取り戻したアスカは、フラフラのエリオを引っ張ってきてフェイトに敬礼した。
「うん……すごい動揺していたみたいだけど、大丈夫?」
ビックリした顔でアスカとエリオを見るフェイト。
「自信はありません」
敬礼のまま答えるアスカ。全然大丈夫じゃないみたいだ。
「と、とにかく座ろうか」
何に動揺しているかわからなかったが、フェイトは二人にイスを勧める。
イスに座ろうとした時、アスカはフェイトの隣にピンクの髪をした女の子がいることに気づいた。歳は、エリオと同じくらいか?
「あの、ハラオウン執務官。コッチの子は?」
アスカに見つめられ、少女は恥ずかしそうに身を縮こませる。
「うん、紹介するね。この子は、キャロ。エリオと同じで私が保護者をしているの」
「は、初めまして。キャロ・ル・ルシエです」
キャロが顔を赤くして、小さい声で自己紹介をする。
(緊張しているののかな?)
アスカはそう思い、立ち上がってキャロの前まで歩いた。
そして、しゃがんでキャロと視線を合わせる。
「初めまして。アスカ・ザイオンです。よろしくな、キャロ」
ニッと笑って右手を差し出す。
「え……あ、はい、よろしくお願いします」
少し驚いたようだったが、キャロはすぐにアスカと握手をした。
「うん、よろしく」
アスカがそう言うと、キャロも笑って、はい、と答えた。
バサッ
キャロと握手をしたアスカは、何かが羽ばたくような音を耳にした。
「え?」
「キュル?」
キャロの後ろから、小さな白い生き物が飛び出してきた。
「えぇ!竜か?」
その生き物を見て、思わず声を上げてしまうアスカ。竜は不思議そうにアスカを見ている。
「はい。この子はフリードリヒ。フリードって呼んで上げてください」
キャロがチビ竜を紹介した。
「お、おう…よろしくな、フリード」
(今日は驚く事ばかりだ)
苦笑するしかないアスカ。
「とにかく、食事にしますか」
小さい同僚に竜。今までにない事の連続だったので、とりあえず落ち着きたいアスカは、配膳列に並ぼうと提案する。
が、そこでもまた度肝を抜かれる事となる。
「……えーと、エリオさん?その大皿に積まれている物はなんですか?」
文字通り山と盛られたパスタを見て、アスカは思わず敬語で
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