暁 〜小説投稿サイト〜
がっこうぐらし!The world in confusion
番外編
外伝『異界の友との再会』
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「うん!受け取ってお兄ちゃん!!」

俺は空高く飛び上がり、それを見て優花は捕食したグールの魔力を俺めがけて放ちそれをアークに纏わせるとアークはすさまじい魔力光を纏い俺はそのアークを着地と同時に地面へと突き刺した。

「合体奥義!シャイニング・ディザスター!」

すると俺から周囲に半径30メートルに魔法陣が形成されてその範囲内の地面から光の柱が次々と天に向かって放出し、巻き込まれたグールは一撃で撃破された。

シャイニング・ディザスターは空間魔法で回りの器物損壊にはならない、俺が敵だと思っているものしか害はないからこういうところでも使っても問題がない。

本来なら威力は範囲攻撃のために拡散しているのだが今回ばかりはグール魔力が多かったから威力も強かった…本当に優花って魔導士キラーだよな…まあ今回はファントムだけど…

「ふぅ…ようやく片付いたな…」

突き刺したアークを引き抜きながら俺は仮面ライダーを見る。

「あんた達は何者なんだ…」

十中八九、そう訪ねるのはわかってはいた…教えたいところなんだが…とりあえず…

遠くからサイレンの音がする…これはパトカーが来るな

「とりあえず、パトカーがくるから身を隠せるところにいこう…話はそれからだ」

「そうだな…ならこっちだ」

身を隠すことを提案すると仮面ライダーは了承して先頭だって俺達を案内してくれるようで俺達はその仮面ライダーの後を追いかけた。

仮面ライダーに連れられて来たのは風見学園の焼却場、ここなら余り人が来ないから大丈夫だと踏んだからだろう。

すると仮面ライダーは辺りを見渡して俺達以外誰もいないことを確認したのちに仮面ライダーの腰につけているドライバーからUSBらしきメモリーを向くと変身が解除されて、その変身者の正体を見て俺は驚いた。

「助けてくれて、ありがとう…お陰で怪我人も誰も出さずにファントムを倒すことができた、俺は…」

「義之!?なんで義之がここに!?戻ってきたのか!?自力でロストフロンティアから帰還…ふぐっ!?」

仮面ライダーの正体が義之だと知り大いに取り乱した俺にたいして優花はこのパターンのお約束である無言の腹パンを放つ。

「はっ!?ついやっちゃった…大丈夫!?お兄ちゃん!?」

「だ、大丈夫だ…問題…ない」

綺麗に優花のパンチが入ったが…これのお陰で冷静になれた…そうだ、目の前にいる人物は誠の世界の義之だ…決して俺の世界の行方不明になっている義之じゃない

「おい…本当に大丈夫か?」

綺麗な鳩尾を食らった俺に対し心配になって声をかける義之…世界が変わっても義之は義之か…

「ああ、すまない、取り乱して、余りにも君が俺の友人に似ていたからな…っと自己紹介がまだだったな」

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