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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
外伝〜偽りの楽土の崩壊〜
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に何か力になれないかと思い、我らメンフィルが懇意にしている商人組織―――”ラギール商会”を通して見守っていた。―――だが、それも終わりだ。混迷に満ちたゼムリア大陸に秩序による平和を訪れさせる為に………そして我が盟友ヴァイスハイトとギュランドロスと共に進む”覇道”の為に我等メンフィルも共に戦う戦友となる事をここで誓おう!」



リウイが”覇気”を纏って宣言した!







〜東通り〜



「ク、『クロスベル帝国』………!?」

「し、しかも二大国に同時侵攻だなんて……!?」

「め、滅茶苦茶だ……!」

その様子を端末越しで聞いていた市民達は混乱したが

「で、でもあの”英雄王”やメンフィル帝国が味方についている上、なんてたって二大国に大反撃をした”六銃士”がいるんだぜ!?」

「まさに最強にして無敵の陣営じゃねえか!?」

「キャー!二人ともカッコいい―――!!」

「ギュランドロス司令もそうだが、ヴァイスハイト局長も(おとこ)らしくてさすがだぜっ!!」

「ヴァイスハイト!!ヴァイスハイト!!ヴァイスハイト!!」

「ギュランドロス!ギュランドロス!ギュランドロス!!」

「”六銃士”に栄光あれっ!!」

「クロスベル帝国ばんざーい!!」

すぐにそれぞれの目に希望の光を灯して嬉しそうな表情で叫び始めた。



「貴様ら何を馬鹿な事を言っている!?ここはクロスベル独立国だ!」

「そして君主はディーター・クロイス大統領だぞ!?」

「解散しろ、解散!!」

その様子を見ていたクロスベル独立国の国防軍の兵士達は慌てた様子で命令したが

「うるさい!暗君ディーターの手先が!」

「クロスベルから出て行け――――ッ!!」

「クロスベルの裏切り者が―――――ッ!!」

「う、うわああああああああっ!?」

「お、応援を……早く応援……ぎゃあああああああああああっ!?」

暴徒となった市民達が束になって次々と兵士達を襲い、圧倒的な数の差によって兵士達は市民達によって一方的に攻撃され続けていた!



「マズイわ……!」

「市民達が暴徒と化しているぞ……!」

「すぐに止めるぞっ!!」

市民達が兵士達に暴行をして少しの時間が経つとギルドの扉が開き、そこから姿を現したミシェルは唇を噛みしめ、遊撃士ヴェンツェルは厳しい表情で言い、遊撃士スコットは暴徒と化している市民達の所に向かおうとした。するとその時

「「静まれっ!!」」

ヴァイスとギュランドロスの同時の叫びを聞いた市民達はそれぞれ攻撃の手を止めた。



「先程の話を聞いて気持ちが流行り、国防軍の兵士達に今までの怒りをぶつけたい者もいるだろう
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