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μ's+αの叶える物語〜どんなときもずっと〜
第6話 ファーストライブ
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なり緊張していた。もしかすると全国大会に出場していたときより緊張しているかもしれない。俺がダンスをするわけではないのにな。




新入生歓迎会が終了し、俺たちはすぐに最後のビラ配りを始めた。
だけど、みんなそれぞれの興味のある部活を見学に行き、俺たちのチラシに見向きもしない。受け取ってくれる生徒もいるが、昨日と比べると圧倒的に減る量が少ない。

「どうしよう大地くん」

「まだあきらめるなことり、まだ1時間も時間はあるんだ。もう少し頑張ろう」

「うん....」

遂にはことりをはじめ、海未や穂乃果にも不安の顔が現れてきた。
なんでここで君達が不安そうな顔するんだよ!!
俺は少し頭に血が上った。くだらないことで頭に血が上った俺は少し怒鳴ってしまった





「お前ら!そんな顔をするな!君達はスクールアイドルなんだろ!?なのに君達が不安がってどうするんだよ!アイドルは不安でも常に笑顔でいなきゃ!!そうだろ?」

少しは抑えたつもりだけどやっぱり声が荒くなってしまう
突然の怒声に驚いた3人はすぐに頷き、笑顔にもどる。



「「「うんっ!!!」」」



「μ's!午後4時から講堂でライブやりまーす!!」

「是非来てくださ〜い!!」

「お願いしま〜す!!」


「...よし」

俺はセッティングを始めるために彼女たちから離れ講堂に戻る。







「あれ?」

講堂に入ると見慣れない女子生徒が3人ほど機材の移動やらライトの準備をしていた。

「あの....君たちは?」

「えっ!?わたし達のこと覚えてないの!?クラスメートのヒデコだよ」


「わたしはミカ!」

「私はフミコ」

クラスにこんな子達いたっけ?まぁいいや

「ところでなにしてるんですか?」

「決まってるじゃん!μ'sのライブの準備だよ!」
と、ミカさんが答える

「大地くんはアイドル部の部員なんでしょ?だったら手伝ってよ〜重い物とか私には無理無理」
と、ヒデコさん

「...すいません、ありがとう」

「いいってことよ!わたし達だって廃校してほしくないし、なによりμ'sを応援してるもん!!」
と、フミコさん

「すごく助かります!」




初ライブまであとわずか












「ふぅ....」

私は今日やる仕事を終え、講堂の管理室に来ていた。
彼女たちの....無様なダンスを見るために。

「そこのあなた?」

「はいっ!?」

多分μ'sの手伝いをしてる生徒だろう。

「これから始まる彼女たちのダンスを動画に撮って」


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