第4話 ファーストライブに向けて
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!」
穂乃果は隣においでと言わんばかりにぽんぽんと座布団をたたく
「じゃあお言葉に甘えて」
俺は遠慮なく穂乃果の隣に座る。
「あっ...///」
思った以上に近づきすぎたため穂乃果と軽く接触してしまった。
「あぁ、わりぃ」
素直に謝り少し離れた。むやみに男女が接触するのは良くないよ?うん
「だ、大丈夫....だよ?///」
穂乃果は顔をタコみたいに真っ赤にしてさらにはモジモジし始めた。
「んんっ!!では作戦会議を始めたいと思います!大地、静かにしてください」
いかにもわざとらしい咳払いをして俺を睨みつける海未。
なんか俺、睨まれてばっかだな
「と、いう感じでいいんじゃないかな?」
「そうだな...後は歌詞、作曲だな...てか、これじゃあ何もできないじゃないか!大丈夫なのか?」
「あはは....」
俺の指摘にことりは苦笑い
「大丈夫だよ!作曲は明日もう一回大くんと一緒に頼みに行くから」
「な!なんで俺も!?」
「ダメ....かな?」
穂乃果は涙目で上目遣い攻撃をしてきた
笹倉大地は一撃で倒れた
winner高坂穂乃果!!
....どうして女の子ってこんなに可愛いんだろうね
「いいのですか?大地」
「いいも何も...俺もアイドル部の一員なんだろ?それくらやってやらぁ」
俺はドンと胸を張り威張る。
「で、後は作詞なんだけど...」
俺の言葉を合図にことりと穂乃果は顔を合わせてニヤニヤしている。
なんか悪いこと考えてる顔だけど大丈夫か?
「大地くん、それについては解決済みだよ?ね〜穂乃果ちゃん♪」
「ね〜♪」
そして2人は海未に詰め寄る。
「な、なんなんですか...?」
「海未ちゃんさ〜、中学の時ポエムとか書いてたことあったよね〜?」
「見せてもらったこともあったよねぇ〜?」
「え゛っ!?」
「ぶっ!!」
衝撃発言に思わず吹き出してしまった
海未がポエム書いてたとか...すっげぇ気になるな。んでもってそのポエムを読んで茶化したいぜ!
「....っ!!///」
「あ!海未ちゃん逃げたよ!」
「なにっ!?」
考え込んでいたら海未が逃走し始めた。
「穂乃果!ことり!追いかけるぞ!」
「「イエッサー!!」」
俺の指示に穂乃果たちは敬礼し、3人で追いかける。
「待ってよ海未ちゃぁ〜ん」
「離してください!私は嫌です!」
「いいじゃんねぇ海未ちゃ〜ん」
園田海未逃走から数分後
「お断りします」
「えぇっ!?なんでなんで!」
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