第4話 ファーストライブに向けて
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後の放課後!講堂にて!』
という張り紙の下に
『そして!グループ名募集!』
と付け足し、投票箱みたいなのを設置してあった。
「....結局丸投げなんだな」
「ははは.....」
こうして他人任せになりながらも順調(?)にライブに向けて
準備が始まった。
〜☆〜
「じゃあ行くぞ穂乃果」
「うん!海未ちゃんとことりちゃんは先に行ってて!」
「わかりました」
俺と穂乃果は音楽室に向かい、作曲を頼みに行った。
音楽室に近づくにつれ、ピアノの音とこの前聞いた綺麗な歌声が響いてきた。てか、音楽室とか勝手に使っていいんだっけ?まぁそんなことはどうでもいいか
ドアの前に立ち、演奏が終わるまで待機する
「それにしても綺麗な歌声だよね」
「....あぁ、あの子とかスクールアイドルやってくれたらいいのにな」
「そうだね....」
演奏が止むのを見計らって俺らは音楽室に入る
「っ!!あなたたちは!」
「よっ!覚えててくれて嬉しいよ、西木野さん」
「...何の用?」
彼女はジトッと俺らを睨みつける。なんで睨まれなきゃいけないのかな
「やっぱりもう一度お願いしようと思って...」
「しつこいですよ」
西木野さんは髪をクルクルといじり回してそっぽ向いて答える。
「なぁ、西木野さん。俺からも彼女たちのためにお願いしたい」
「.....お断りします!!」
そう言って立ち上がりデジャブを感じさせるようにドアを勢いよく開けて出て行く。
「....やっぱり難しいね...」
「仕方無いよ.....とにかく粘り強く頑張ろう」
そう言って俺らも音楽室を後にする。
と、
「あ!」
「え?なに?大くんどうしたの?」
「わりぃ穂乃果、教室に忘れ物したから先帰ってていいよ」
「う、うんわかった。ばいば〜い!」
「あぁ!またな!」
あった。机の中に参考書ぶっこんだままだった。危ない危ないこれが無いと家で勉強出来なくなるんだよね...
参考書をバックにしまい廊下に出る。
「ん?」
ふと、告知ポスターの前に1人の少女が真剣にポスターを見つめていた。
リボンの色からして....1年生かな?
メガネをつけショートヘア...そこまでは至って普通。
普通に可愛い子だなと思った。2つの大きな胸をつけていなければ....
え?でかくないですか?海未.....は比べ物にならないし.....あ!
東條副会長といい勝負なんじゃないか?
という変態的思考は外に流し、声をかける
「ア
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