第3話 スクールアイドル
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するのであれば俺もあなたの事を認めません。」
その瞬間、東條副会長は少し微笑んだ気がした。
「彼女達だって廃校にしたくないと思っています。それはあなたと同じ気持ちなはずです。生徒会長だから、一般生徒だから、真剣だから、思いつきだから....そんなのはどうでもいいんです。ただ守りたいという願いがあるのであれば俺はあなたの味方だってできます。それだけは....覚えておいてください」
俺は彼女達を助けたい!これからもずっとずっと笑っていて欲しい
俺はそのために音乃木坂に来たんだから
俺は生徒会室を後にした。
目の前にはいないと思っていた3人の少女達。
少女達はこう言った。
「「「ありがとうっ!!」」」
と。
〜☆〜
「さっきの」
大地くんがいなくなった生徒会室。えりちはドアの向こうにいる彼をじっと見つめている。
「誰かさんに聞かせたいセリフやったなぁ」
「いちいち一言に多いのよ...希は」
そう言ってそっぽを、向いてしまった。相変わらず素直になれないんやね。まったく...
「それが副会長の仕事やし。でもやっぱり大地くんは何も変わっていなかったな....ほんまに」
「その言い方からすると前に会ったことでもあるの?」
「会ったも何も....彼はウチの....初めての”友達”なんよ」
彼はなんも覚えてないみたいやけどね
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