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サクラ大戦来訪者は私の幼馴染
3章 巴里は燃えているか 突然の新婚旅行中編
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「直哉君これからどうするの?」

「とりあえずいろんな所を回ろうよ、さくらちゃん」

「時間はあるんだからさ」

「そうだね直哉君」

そして直哉とさくらは、巴里の有名な所に見学をし、時には買い物や地元の人々と話をしていると、欧州で有名なサーカス団が来ていることを聞いた、直哉とさくらはサーカス団のテントがある場所に向かった。

そこで直哉とさくらは、とある人物と出会うのだった。

サーカス会場・・・

「「うわあ、ここが噂のサーカス会場かあ」」

「おやお客さん内のサーカス見るの始めてかい?」

サーカスの団長らしき男が、直哉に声をかけた。

「ええ、初めて来ました」

「お客さんどこから来たんだい?」

「日本ですけど」

「偉く遠くから来たんですな、よし特別に貴方達に特別ガイドを付けましょう」


「「特別ガイド?」」

「おいコクリコちょっと来い」

「団長何か用事ですか?」

「おうコクリコこの二人のお客様を、ガイドしろ、粗相の無いようにな」

「はい団長」

そしてコクリコによる特別ガイドが始まった


暫くして・・・

「ねえコクリコちゃん君は、巴里で生まれたの?」

「違うよ僕の生まれは、ベトナムだよお兄さん」

「それじゃあ貴女の家族は?」

さくらがコクリコに聞く。

「僕の家族は、ベトナムにいると思うよ、僕はここの団長に買われたんだ」

!!

コクリコの言葉を聞いて衝撃を受けた、さくらと直哉だった。

「コクリコ寂しくないの?」

「寂しく無いといえば嘘になるけど、ここにいれば、ちゃんと寝る場所や食事が出来るし、これ以上僕が求めちゃ駄目なんだよ」

「「コクリコ」」

「あ、もうすぐショーが始まるよ」

そして直哉とさくらはコクリコと別れた。


夕方

サーカス終了後・・・

「ねえ直哉君、コクリコ助けられない?」

「・・・さくらちゃん、今は残念だけど、無理だよ」

「そ、そんなーー」

「さくらちゃん勘違いしないでね、僕だってコクリコの置かれている状況から助けたいけど、コクリコに霊力があれば巴里華撃団に、入隊するように出来るけど、僕達は巴里華撃団じゃないから無理なんだよ」


「真宮寺直哉君とか、なのは達とかなら簡単に家族にしやすいんだけどね」

「あ、そうか、戸籍が無いからか」

「そう、だけどコクリコの場合は、戸籍があるから、僕とさくらちゃんだけで、助けようとすると、僕達も怪しまれる可能性が、あるからね」


「そうか、それなら迂闊に、動けないわね」

「わかってくれた。さくらちゃん」

「さて、そろそろ、日本大使館に行こうか、さくらちゃん
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