3章 巴里は燃えているか 突然の新婚旅行中編
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
「直哉君これからどうするの?」
「とりあえずいろんな所を回ろうよ、さくらちゃん」
「時間はあるんだからさ」
「そうだね直哉君」
そして直哉とさくらは、巴里の有名な所に見学をし、時には買い物や地元の人々と話をしていると、欧州で有名なサーカス団が来ていることを聞いた、直哉とさくらはサーカス団のテントがある場所に向かった。
そこで直哉とさくらは、とある人物と出会うのだった。
サーカス会場・・・
「「うわあ、ここが噂のサーカス会場かあ」」
「おやお客さん内のサーカス見るの始めてかい?」
サーカスの団長らしき男が、直哉に声をかけた。
「ええ、初めて来ました」
「お客さんどこから来たんだい?」
「日本ですけど」
「偉く遠くから来たんですな、よし特別に貴方達に特別ガイドを付けましょう」
「「特別ガイド?」」
「おいコクリコちょっと来い」
「団長何か用事ですか?」
「おうコクリコこの二人のお客様を、ガイドしろ、粗相の無いようにな」
「はい団長」
そしてコクリコによる特別ガイドが始まった
暫くして・・・
「ねえコクリコちゃん君は、巴里で生まれたの?」
「違うよ僕の生まれは、ベトナムだよお兄さん」
「それじゃあ貴女の家族は?」
さくらがコクリコに聞く。
「僕の家族は、ベトナムにいると思うよ、僕はここの団長に買われたんだ」
!!
コクリコの言葉を聞いて衝撃を受けた、さくらと直哉だった。
「コクリコ寂しくないの?」
「寂しく無いといえば嘘になるけど、ここにいれば、ちゃんと寝る場所や食事が出来るし、これ以上僕が求めちゃ駄目なんだよ」
「「コクリコ」」
「あ、もうすぐショーが始まるよ」
そして直哉とさくらはコクリコと別れた。
夕方
サーカス終了後・・・
「ねえ直哉君、コクリコ助けられない?」
「・・・さくらちゃん、今は残念だけど、無理だよ」
「そ、そんなーー」
「さくらちゃん勘違いしないでね、僕だってコクリコの置かれている状況から助けたいけど、コクリコに霊力があれば巴里華撃団に、入隊するように出来るけど、僕達は巴里華撃団じゃないから無理なんだよ」
「真宮寺直哉君とか、なのは達とかなら簡単に家族にしやすいんだけどね」
「あ、そうか、戸籍が無いからか」
「そう、だけどコクリコの場合は、戸籍があるから、僕とさくらちゃんだけで、助けようとすると、僕達も怪しまれる可能性が、あるからね」
「そうか、それなら迂闊に、動けないわね」
「わかってくれた。さくらちゃん」
「さて、そろそろ、日本大使館に行こうか、さくらちゃん
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ