第二十九話 思わぬ再会
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み書きは出来るのか? 他に何か生活の糧になる特技はあるのか?」
「な、なにも」
「復讐に成功しても後の人生のダメダメなら、意味無いだろう。いい機会だから、貴婦人修行も予定に入れよう」
「い、いらないよそんなの」
「はっきり言うけどさ。アニエスは器量良しだぞ、きっと美人になる、保障するよ。その美人が口を開いた途端、メスゴリラに成るなんて、僕は耐えられないよ」
「メスゴリラが何か分からないけど、多分、馬鹿にされてるんだと思う」
「ははっ、それはさて置き、読み書き、計算、貴婦人修行を全部予定に入れるからな。真っ当な人間に戻ってもらわないとな」
「ええ〜っ」
そこには、復讐に人生を捧げた少女の姿は無く。何処にでも居る年頃の少女の姿があった。
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