暁 〜小説投稿サイト〜
水の国の王は転生者
第二十九話 思わぬ再会
[6/6]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
み書きは出来るのか? 他に何か生活の糧になる特技はあるのか?」

「な、なにも」

「復讐に成功しても後の人生のダメダメなら、意味無いだろう。いい機会だから、貴婦人修行も予定に入れよう」

「い、いらないよそんなの」

「はっきり言うけどさ。アニエスは器量良しだぞ、きっと美人になる、保障するよ。その美人が口を開いた途端、メスゴリラに成るなんて、僕は耐えられないよ」

「メスゴリラが何か分からないけど、多分、馬鹿にされてるんだと思う」

「ははっ、それはさて置き、読み書き、計算、貴婦人修行を全部予定に入れるからな。真っ当な人間に戻ってもらわないとな」

「ええ〜っ」

 そこには、復讐に人生を捧げた少女の姿は無く。何処にでも居る年頃の少女の姿があった。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ