3話 世にも奇妙な?
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「ああ!もう!後で見舞いに行くんですみません!『活動』」
空は永劫破壊を起動させると先ほどまで早かった男の突撃はゆっくりに感じられたので、空は左手を真っ直ぐに伸ばしてる男の手に当て
「感電」
紫の雷が光、男を感電させる
感電 (スタン)
空が黒円卓の聖槍の活動の一つである紫電を使う際に加減を覚える過程で編み出した技、中身は何てことない極々低出力の電気を対象に流す技だ、電気の威力はスタンガンって所だ
相手はビリビリしてるが実の所、見た目は派手だが技自体に殺傷力は余り無い相手の動きを止める自衛程度の技だ
異形の相手、普通の戦闘では役立たずの技にも等しいが
「あぁ…」
こうして目の前の暴漢を抑える事が出来た…良し!と思ったが
男が光の粒子となり俺に吸い込まれていった
「ええええええ??まさかの失敗!てか俺は人を…「アアァァァ!!!」ん?」
罪悪感に潰されかけたがこの唸り声…まさか
気がつくと周りを男のように千鳥足の人達に囲まれていた
ゆるさない……ゆるさない……
助けてくれ死にたくない
あの野郎裏切りやがって
口から出るのは怨嗟の声、しかも共通して人への恨みや情念のようなものを口走ってる……ん?まさか…
「こいつら死んでる奴……幽霊か?」
俺の中にある永劫破壊の恩恵なのか何となく正体を理解したが腑に落ちない……が
「まぁ良いかー……売られた喧嘩なら買うし死んでんだろお前ら?なら……」
空はクスクス笑うと周りに紫電がバチバチと帯電音が鳴る、更に今回は家の中では出来ない事もしよう
「死ねよ残骸が……せめて苦痛ある殺し方をしてやろう」
加減しない、てか死んだ人間を殺すのは問題無いだろうと思い蹂躙としよう
先ほどまでの自分の恥辱を注ごう倍返しだと空の士気は上がっていた、右手を頭上から唐竹のように振り下ろすと
複数の紫電と腐食を帯びた不可視の斬撃が目の前の獲物に食らいつかんがする肉食獣のように亡霊共に襲いかかる。
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