外伝〜オーバルギア開発計画〜後篇
[8/11]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
うだな………ははは………スゲェ楽しそうじゃねえかオイ………」
ティータの嬉しそうな表情を見て、断るに断れず冷や汗をかいて棒読みで答えた。
「うふふ、本当に楽しそうなディナーね♪レンも混ぜてくれないかしら?」
その時、なんとレンがアガット達に近づいて来た。
「む、お主は。」
「なっ……!お前は………!」
「レ、レンちゃん!?なんでここに………!?」
レンの登場に博士とアガット、ティータは驚き
「何ですって!?この娘が!?」
「”パテル=マテル”の操縦者、メンフィル皇女―――”殲滅天使”レン・マーシルン姫………!」
一方エリカとダンは信じられない表情でレンを見つめて言った。
「うふふ、初めまして♪メンフィル皇女、レン・マーシルンと申します♪貴方達のご息女のティータさんとはお友達よ♪」
レンは上品に笑った後、淑女の動作でエリカとダンに挨拶をした。
「レンちゃん?え、えっと………今日はどうしたの?」
「うふふ、この前の祝賀会でティータ、嬉しそうに話してくれたじゃない。プリネお姉様の恋人のレーヴェっていう剣士にいつも負けてるそこのお兄さんが月末の金曜日に夕食を食べに毎月来るって。どんなディナーになるのか、ちょっと興味があったから来たのよ♪」
ティータの疑問にレンは口元に笑みを浮かべて答えた。
「誰がいつも負けてるだ!このガキが………!」
「………というか、ここは関係者以外立ち寄れないようにしてあるわ。どうやって忍び込んだのかしら?」
レンの言葉を聞いたアガットはレンを睨み、エリカは警戒した表情でレンを睨んで尋ねた。
「ティータのお父さんに付いていったのよ♪」
「……僕が得物をとりに行った時か………それにしても、エレベーターの中まで僕に気付かれなくてどうやって……」
レンの話を聞いたダンもエリカのように警戒した表情でレンを見て言った。
「”ホロウスフィア”……短い時間だけど、対象物を透明化させる”アーツ”よ。レーヴェが持っている結社のオーブメントによってできる今はまだ発見されていない”アーツ”よ。レーヴェのオーブメントを研究して、まだ発見されていないアーツの一部がレン達のオーブメントでもできるように改良したのよ♪」
「ふ、ふえええええええ〜!?」
「なんと!そのようなアーツがあるのか………!」
「ク………!開発途中の新型オーブメントも一刻も早く完成させないと駄目なようね………!」
「な………!てめぇ、毎回クオーツを買い直すこっちの身にもなりやがれッ………!」
レンの話を聞いたティータと博士は驚き、悔しそうな表情で語るエリカの言葉を聞いたアガットはエリカを睨んで言った。
「うふふ、どうや
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ