外伝〜剣帝の苦労〜前篇
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「ガッ!?」
エヴリーヌが放ったアーツによって、ダメージを受けると共に吹っ飛ばされた!
「ハッ!」
吹っ飛ばされたレーヴェは空中で受け身をとって着地をしたが
「貫け!氷剣!!」
その隙を逃さないかのようにエヴリーヌが魔術を放った!
「っつ!」
エヴリーヌの攻撃に気付いたレーヴェは回避したが、片腕に氷の刃がかすり、顔を顰めた!
「我が幻影よ!」
そしてレーヴェはクラフト――分け身を放った、もう一人の自分自身を作り出した!
「行け………!」
分身のレーヴェはエヴリーヌに襲い掛かった!
「とうっ!!」
一方エヴリーヌは矢を放って攻撃したが
「フッ!」
分身のレーヴェは矢を打ち払い
「せいっ!」
エヴリーヌに攻撃を仕掛けた!
「無駄!」
しかしエヴリーヌはまたもや簡易結界を展開して防御をした後
「消えろ!贖罪の雷!!」
「グアアアアアアッ!?」
片手で魔術を放ち、エヴリーヌの魔術を受けた分身のレーヴェは悲鳴を上げ
「これで終わり!ケール・ファセト!!」
「ガハッ!?………」
エヴリーヌが放った魔槍を放つ魔術が分身のレーヴェを貫き、消滅させた!
「むんっ!受けて見ろ、荒ぶる炎の渦を…………鬼炎斬!!」
一方本物のレーヴェはエヴリーヌが分身の自分と戦っている間にすざましい闘気を溜め、そしてエヴリーヌにSクラフトを放った!
「そんな技でエヴリーヌに勝てると思っているの?……格の違いを思い知らせてやる!ゼロ・アンフィニ!!」
自分に襲い掛かる炎を纏ったかのようなすざましい衝撃波をエヴリーヌはつまらなさそうな表情で見つめた後、Sクラフトを放った!エヴリーヌが放ったSクラフトはレーヴェが放ったSクラフトを易々と消滅させ、レーヴェを襲った!
「!!」
それを見たレーヴェは横に跳んで、回避した!
「……避ける事だけは相変わらず、ムカつくぐらい上手いね。……けど、いつまでも避けれると思ったら大間違いだよ。……”魔神”の恐ろしさ……思い知らせてやる!」
「フッ……さすがは”魔弓将”。噂通り………いや、噂以上に容赦のない攻撃だ。どの攻撃もまともに喰らえば、ただでは済まない。」
「………当たり前だよ。だって、最初から殺すつもりで攻撃しているもん。……お前がプリネの恋人だなんて、絶対に認めないんだから!リフィア達が交際を認めているからといって、エヴリーヌやお兄ちゃんが認めていると思ったら大間違いだよ!」
「………元からカリン――メンフィル皇女、プリネ・カリン・マーシルンとの交際を無条件で認めてもらえるとは思っていない。俺はカリンの今の立場を……そして俺自身の立場もわかってい
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