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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第四話 スカウト
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きる事なら協力するで。言うてみてや」

ドン、と八神二佐が胸を叩く。

む、意外と大き……ゲフンゲフン!

と、とにかく、オレは怒られるかもしれないお願いを炸裂させた!

「では遠慮なく……みなさんのスリーショットを撮らせてください!」

………

「「はい?」」

少しの間をおいて、八神二佐とハラオウン執務官が聞き返してきた。

ただ、高町一尉だけはオヤジと面識があるから「あー」って言っている。

「その写真があれば、間違いなくスンナリといきますので、ぜひ!」

深々と頭を下げる。

……さすがにドン引きしているみたいだな。特にハラオウン執務官が。

「まあ、写真くらい良いよね、はやてちゃん」

おっと、高町一尉が助け船を出してくれた。

エッと驚く執務官。

「えーと、それで本当に円満に行くん?」

半信半疑で八神二佐が聞いてきた。

「間違いなく了承を得られます!」

ここはもう一押し。その為に自信満々に答えるオレ。

ちょっと額を押さえて悩んでいる二佐。

悩みますよねぇ……オレならふざけてるのかって怒る所だし。

でも、覚悟を決めたように、八神二佐はウンと頷いた。

「分かった。ええよね、なのはちゃん、フェイトちゃん?」

……頼んでおきながら何だけど、この人、器でかいな。

「いいよ」

即答アザース、高町一尉。

「まあ、それで上手くいくのなら……」

執務官はまだ釈然としない感じだったけど、了承してくれた。

「では、早速」

オレは懐からスマホを取り出して、カメラを起動する。

「えー、八神二佐を真ん中に、高町一尉は右、ハラオウン執務官は左でお願いします」

撮るとなったら即行動!オレはテキパキとポジションを決めて指示を出す。

「アスカ君、あんまり管理局員然としてない方がいいよね?」

さすが高町一尉。事情を知ってるだけによく分かってらっしゃる。

「はい、あのオヤジですから」

苦笑しつつオレは答えた。まあ、事実だしね。

何の事だかわからない八神二佐とハラオウン執務官は戸惑っているみたいだけど、観念してフレームに収まってくれた。

「高町一尉、ハラオウン執務官、もう少し八神二佐に寄ってください……そうそう……ハラオウン執務官、もうちょっと自然な感じで笑ってもらえますか?あ、そうそう!じゃあ、行きます。はい、チーズ!」

パシャリ!

決まった……いい手応えだ。

オレは今撮ったばかりの写真を確認する。

いい……実にいい!管理局三大美女のスリーショット、間違いなくお宝写真だ!

「はい、綺麗に撮れました」

オレはそれをお三方に見せる。

「ほう……中々ええ腕し
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