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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第四話 スカウト
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な。

スバルとティアナに関しては事前に話が出来ていたし、先方が理解ある方だったので問題なくスカウトできるけど、099部隊は正直分からない。

スカウトが原因で、099部隊とアスカ君との間に溝ができる事を心配してるのかもしれへんな?

「スカウトに関してはアスカ君に迷惑がかからないようにするし、一年の期間限定やから希望があれば元の部隊にも戻れるようにします。何か心配事があるなら、できるかぎり対処するから言うてくれへんかな?」

上に立つ者として、下に来てくれる人の不安を払拭できないなら上に立つべきではない。

アスカ君のスカウトを成功させるのは、言わば私自身に対する試金石みたいなものや。

「あ……恐縮です。自分では、もう答えは出てます」






アスカside

「あ……恐縮です。自分では、もう答えは出てます」

オレは立ち上がって八神二佐に敬礼する。

「アスカ・ザイオン二等陸士。このスカウト、受けさせていただきます」

下っ端のオレにここまで気を使ってくれる人なら、ついて行っても嫌な事はないだろう。

勿論、部隊になったら別って事もあるけど……なんとなく、八神二佐は信じて大丈夫と思った。

オレがOKを出すと、八神二佐も立ち上がって敬礼を返してきた。

「ありがとう、アスカ君。感謝します」

嬉しそうに笑う八神二佐。あ、カワイイ……っと、見とれてちゃいけないな。

「あー、ただ、うちの部隊長を説得しなくてはいけないのですが……」

当然、スカウトを受けましたーって言って素直に認める訳がない。

メンツどーだのこーだの言うのが目に見えている。

このお三方の協力があれば楽勝なんだけど……怒られるかな?

「説得は私の仕事や。まかしてや」

意気込む姿もカワイイ八神二佐。

「それにはおよびません。説得するのは簡単なんですが……その……」

さすがにお願いし辛い。

上官だし、間違いなく新設部隊では上司に当たる人たちに、あのお願いは……

「?」

オレが言辛そうにしていると、八神二佐、高町一尉、ハラオウン執務官が首を傾げた。

このままって訳にもいかないし……えぇい!腹をくくってお願いするか!

「うちのオヤジ……いえ、部隊長を説得するのに、あるアイテムが必要なんですよ」

「「「アイテム?」」」

お三方の声が綺麗にハモる。

「はい。それには、八神二佐、高町一尉、ハラオウン執務官に協力していただかなくてはいけないのです」

「私たちの……」

「協力?」

オレの言葉に、高町一尉とハラオウン執務官が顔を見合わせる。

ああー、美人同士が顔を見合わせるって色々妄想が……ゲフンゲフン!

「私らでで
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