暁 〜小説投稿サイト〜
夜空の武偵
Ammo02。無自覚な逸般人
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ああああぁぁぁ!!!」

「……クスクス」

蘭豹に突っ込んでると、少女が笑っていた。

「ん、何やこの子? お前の現地妻か?」

ちょっ、何を言いだすんだ!

「んな、わけあるかー!
ぶつかったんだけど、言葉が解らないんですよ」

「なんや、なんならワイが通訳したるや〜」

蘭豹が少女に声をかけると、少女は最初は驚いていたが次第に緊張をなくし、ある目的の為にこの聖堂に来たことを話してくれた。
少女の姉もここでいなくなったこと。
ミサの日は一般客は入れなく、寄付を多くしている家の子供のみが参加を許されていること。
などなど語ってくれた。
いい情報源だ。しかも、彼女はミサの日に同伴してはどうかと提案してくれた。

「ちょっと話が上手い気もするが……まあ、なんとかなるだろう」

そして、その3日後俺はそのミサに参加することになった。
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