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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第18話
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繋がっているのではないでしょうか……!?」
「さっきのフードの男の行方も気になる……さっそく入ってみよう。」
そしてリィン達はダクトの中に入って、狭いダクト内を進み始めた。
〜ダクト内〜
「く、暗いな……」
「アタシは夜目が利くからいいけどね。」
「わたしも結構見えてるかも。」
「あの人……本当にここを入ったのかな?」
「さて……只者じゃなさそうだが。」
(一体何者だ……?――――ッ!?)
ダクト内を進む仲間達が会話をしている中、殿を務めていたリィンは考え込みながらダクト内を進んでいたが自分の目の前の人物―――セレーネの大人向けの清楚な純白の下着が時折見える事に気付いて顔を真っ赤にした。
「ふう……ふう……狭くて、ちょっとキツイですね……」
(い、今気付いたけど、セレーネのスカート、短すぎだろ……!?ユミルに戻った時に、もっと長いスカートにさせるか、せめて後ろを隠す対策をしないとマズすぎる……!)
自分の様子に気付いていない目の前のセレーネからリィンは顔を真っ赤にして必死に視線を逸らしながら考え込み
(うふふ、相変わらず、初心で可愛いわね、ご主人様ったら♪)
(まあまあ……そこがリィンの良いところでもあるのよ?)
(彼女の裸は何度も見ている上、肌も重ねているというのに、今更下着如きで何故慌てるのか理解に苦しみますね。)
(リ、リザイラ様……そういう問題じゃありませんよ……)
リィンの様子を見たからかいの表情になっているベルフェゴールの念話を聞いたアイドスは苦笑しながら指摘し、リザイラの指摘を聞いたメサイアは冷や汗をかいて表情を引き攣らせた。
「確かに狭いが……キツイって程じゃないぞ?」
「セレーネって、どっちかというと痩せているほうだよね?何でだろう?」
ダクト内を進んでいたマキアスとエリオットはセレーネの言葉を聞いて首を傾げたが
「そ、その……胸が何度もつっかえていて、キツイんです……」
「え、えっと…………」
「な、ななななななななっ!?いたっ!?」
恥ずかしそうな表情で言ったセレーネの答えを聞くとエリオットは顔を赤らめて困った表情をし、同じように顔を真っ赤にしたマキアスは混乱して思わずダクトに頭をぶつけ
「クックックッ……その程度で慌てるなんて、まだまだお子様だな。」
「スケベ。」
慌てている二人の様子にトヴァルは笑いを噛み殺し、フィーはジト目になり
「ハア……馬鹿やってないで、さっさと進みなさいよ。」
セリーヌは呆れた表情で指摘した。そしてリィン達がダクトを出ると、そこは”大陸横断鉄道”が通る線路がある場所だった。
〜双龍橋・線路〜
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