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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第17話
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所であろうとも一緒に行きます!」

そして仲間達はそれぞれ決意の表情でリィンを見つめた。



「ありがとう、みんな。」

「ふう、わざわざイバラの道を歩くことはないでしょうに。」

「ハハ、それが若さってもんさ。よし、こうなったら俺もとことん付き合わせてもらうぜ。この先の地理にもちょっと詳しいしな。」

「トヴァルさん……助かります。そうと決まれば、”双龍橋”を越える方法を探さないとな。」

「ああ、検問を越えるには許可証が必要なんだったか。」

「うん、その上僕達は特にマークされてるだろうし。制服を着ていないとはいえ、下手をすると捕まっちゃうかも。」

「だったら……あのルートしかないか。」

リィン達がそれぞれ顔を見合わせて相談しているとフィーが提案した。



「フィーさん?」

「何か心当たりがあるのか?」

「ん、さっき死角になっているルートを見つけてきた。発見される危険はあるけど試す価値はあるかも。」

「本当に……!?」

「ハハ、頼りになるねえ。」

「よし……だったらそれに賭けてみよう。案内してくれ、フィー。」

「ラジャ。まずは”双龍橋”の敷地に向かおう。検問の前までなら問題なく入れるはず。」

「よし、準備が出来次第向かうとしよう。」

「はい……!」

その後リィン達は”双龍橋”に向かった。
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