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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第15話
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振って答え、セレーネは不安そうな表情をし
「………――仕方ない。二人に連絡して、落ち合う場所を変えるしかないな。二人なら”通行証”を持っているから、メンフィル帝国軍の検問を通過できるはずだ。」
マキアスは考え込んだ後結論を出した。
「―――その必要はありません。」
するとその時聞き覚えのある女性の声が聞こえたリィン達が声が聞こえた方向―――空を見上げると飛竜に乗ったサフィナが飛竜をリィン達の傍に着地させた。
「あんたは確か……ケルディックの臨時領主の一人のメンフィル帝国軍の竜騎士軍団の団長さんか。」
「サフィナ元帥……!」
サフィナの登場にトヴァルは目を丸くし、リィンは驚いた。
「―――皆さん、お久しぶりです。マキアスさんやセレーネとこうして顔を合わせるのはトリスタ以来ですね。」
「はい、サフィナ元帥もお元気そうで何よりです。」
「……あの時は本当にありがとうございました。」
サフィナに話しかけられたセレーネとマキアスはそれぞれ会釈をした。
「えっと……どうしてサフィナ元帥がこちらに?」
「先程ケルディック要塞から戻ってきたレンから国境の検問を予定より早くした話を聞いた際、貴方達が立ち往生しない為に急遽私達が発行した”通行証”を届ける為に来ました。―――こちらがリィンさんとセレーネの”通行証”です。これがあれば、エレボニア帝国領に隣接しているメンフィル帝国領内で敷いている検問は全て通過できます。」
リィンに尋ねられたサフィナは説明をした後リィンとセレーネにそれぞれの”通行証”を手渡した。
「あ、ありがとうございます……!」
「お忙しい所をわたくし達の為に届けてくれて、ありがとうございます。」
”通行証”を手渡された二人はそれぞれサフィナに感謝の言葉を述べた。
「いえ、私もちょうど双龍橋方面の陣を状況を確認しようと思っていた所ですから。よければ、少しだけ陣の状況を見て行きますか?」
「は、はい!サフィナ元帥がよろしければ、是非。」
そしてサフィナと共にメンフィル帝国軍の陣の中に入ったリィン達は”アハツェン”と一緒に配備されている驚くべき存在――”機甲兵”を見つけた。
「なっ!?」
「あ、あれは……!」
「”貴族連合”の主力の”機甲兵”……それも隊長機の”シュピーゲル”、だったかしら?それもあるわね……」
「し、しかも見た事のないタイプの”機甲兵”まであるんだが……!?」
「オイオイオイ……何でメンフィル帝国軍にアレがあるんだ?」
機甲兵を見たリィンが驚いている中、セリーヌは目を細め、マキアスは信じられない表情で新型の”機甲兵”を見つめ、トヴァルは真剣な表情でサフィ
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