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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(SC篇)
第128話
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呟いた。

「なっ!?」

「髪や瞳がエステルさんやプリネさんのように変わった!?」

「………貴様、何者だ。教授ではないな?」

それを見たエステルやクローゼは驚き、レーヴェはワイスマンを睨んで尋ねた。

「フン、人間ごときに名乗るつもりはないが、まあいいだろう………我が名はケルヴァン!ケルヴァン・ソリード!!」

エステル達を見て、鼻を鳴らしたワイスマン――かつてはリウイの側近として仕えていたが、”幻燐戦争”を引き起こし、そしてリウイを裏切って、リウイの手によって殺された”闇軍師”ケルヴァン・ソリードは名乗り上げた!

「あ、あんですって〜!?ケルヴァンって言えば………!」

「かつて我が父、リウイに側近として仕えていましたが、その裏で”姫将軍”と共に”幻燐戦争”を引き起こし、そしてお父様を闇の魔王に仕立て上げようとした裏切り者!」

「それにリウイのお父さん――グラザ様をガーランドに殺すように仕向けた男!」

ケルヴァンの名を聞いたエステルはケルヴァンを睨んで声を上げ、プリネは信じられない表情で説明した後、ケルヴァンを睨み、さらにエステルも続けて言って睨んだ。



「クックック…………まさかリウイ様とペテレーネの娘の貴女にこのような場所で会えるとは思いませんでしたよ?プリネ姫。」

「黙りなさい!貴方はフェミリンス神殿にて、父――リウイの手によって討ち取られたはずです!なのになぜ、生きているのですか!?」

凶悪な笑みを浮かべて自分を見るケルヴァンをプリネは睨んで叫んだ。

「フフ………私もそこの小娘やイリーナ様のようにこの男に転生したのですよ………」

「なっ!?」

「あ、あんですって〜!?」

「やれやれ………リウイ陛下達の過去を知る2人の様子からすると、どうやら二度と生まれ変わって欲しくない人物まで、生まれ変わったようだね………」

ケルヴァンの話を聞いたプリネとエステルは驚き、オリビエは溜息を吐いていたが、真剣な表情でケルヴァンを睨んでいた。

「事情をよく知らない私達ですが、それでも貴方は私達の敵である事には違いないようですね………!」

「テメエが何者だろうと、どうでもいい!ブッた斬ってやる!」

「みんなの為に!貴方を倒す!」

そしてクローゼ、アガット、ミントはケルヴァンを睨んだ。

「フン、愚かな人間共とそんな人間共と群れる魔族の面汚しどもが。」

エステル達に睨まれたケルヴァンはすざましい魔眼をエステル達に放った!

「きゃっ!?」

「まさか教授の技まで使えるなんて………!」

「しかも、教授の技より明らかの上のようだな…………」

動きが封じられたエステルは悲鳴を上げ、ヨシュアは驚き、レーヴェは動けない状態で
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