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仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第1章 誕生!最強ライダー編
第13話『Dを乗り越えろ/さらばディスペア』
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となっ!」
ディロードオーズは一斉に殴りかかり、ビートルドーパント(赤個体)をスタッグドーパントの所まで押しやる。
「こいつッ!」
一方、ビートルドーパント(銀個体)はディロードオーズの放つ雷撃を高速移動で回避していた。
「その程度では、俺には追いつかない。」
ビートルドーパント(銀個体)はそう言いながら接近するが、
「今だ!」
近づいて来た瞬間にディロードオーズは雷撃を当て、ビートルドーパント(銀個体)を吹き飛ばし、
「一気に決める!」
〔スキャニングチャージ!〕
ディロードオーズは必殺技を発動。ガタキリバキックを一斉に放ち三体のドーパントのガイアメモリを一気にメモリブレイクした。
「悪いが、今はディスペアは使えないんだ。」
雅は変身を解除しマシンディローダーに乗り、鳴海探偵事務所に着く。
「フェイト、緊張しないで、ゆっくりしていればいいから。」
雅はフェイトにそう言って鳴海探偵事務所に入る。
「すみません、ドーパント関連で依頼したい事があって来たのですが。」
雅がそう言うと、派手な色のシャツを着た女性がやって来る。
「は〜い!って、なんでそんな小さい子供を連れているの!」
その女性、照井亜樹子は『ロリコンか!?』と書かれた緑色のスリッパで叩こうとするが、
「オイ明子!大事な客、しかも仮面ライダーに何しようとしてんだ!」
帽子を被った男性に止められた。
「待っていたよ、仮面ライダーディスペア。凪風雅君にフェイト・テスタロッサちゃん。」
更に中からフードパーカーを羽織った少年がやって来る。
「こちらこそお会い出来て光栄です。仮面ライダーダブルの左翔太郎さんに園咲来人、いえフィリップさん。」
雅は翔太郎とフィリップに握手をした。
「雅君、君の事は母さんから聞いているよ。それで、レジェンダーズの動きはどう何だい?」
「ええ、早速こちらに刺客を送って来ました。」
雅とフィリップが話していると、
「なるほどな。昨日逮捕した稲森敬介はお前が相手をしたのか。」
赤いレザーコートを着た対ドーパント対策課の警官、照井竜が雅に質問をした。
「はい。シュラウドから託された、このディスペアドライバーの確認と自己防衛を兼ねて。」
「そうか。協力に感謝する。」
「こちらこそ。それよりも、皆さんが戦ったレジェンダーズのメモリを教えて下さい。」
「俺逹はホッパーを7体だ。」
「俺の方はライダー、ワスプ、ドラゴン、ウルフ、ヴァンパイアの五体だ。」
「やはりですか。僕の方は先程話に出た稲森敬介の使っていたサイボーグに二種類のビートル、サン、スタッグ、ヘラクレスビートル、ライナーの七体です。」
「それで、解ったことはあるのか、雅?」
「はい。まずは結論から。レジェンダーズの使うガイアメモリは仮面ライダーのイメージ、または
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