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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
第13話
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の手伝いをしていたらしくてな。”リベールの異変”解決後はその不良集団は解散して全員真面目な仕事に就きはじめた上、その不良集団のトップだった3人は遊撃士の道を歩んで今では3人共正遊撃士としてそれぞれリベールで活躍しているそうだぜ。」
「エ、エステルさんが不良集団を更生!?」
「あ、相変わらずとんでもない武勇伝を持っているんだな、エステルさんは……」
「フフ、さすがお姉様の親友であるミントさんの”パートナー”ですわね。」
「しかも不良集団のトップが真逆の存在である遊撃士になるって、どんな経緯があったのよ……」
トヴァルの説明を聞いたリィンは驚いて声を上げ、マキアスは表情を引き攣らせ、セレーネは微笑み、セリーヌは疲れた表情で溜息を吐いた。
「フン…………――――おい、ガキ共。一つだけ忠告しておく。お前ら、エレボニア帝国の内戦の状況を打開する為に何らかの形で干渉するそうだが………―――”戦争”はガキが何人集まった所で解決できる程甘くねえ。下手に手を出したら、待っているのは”死”だ。」
「そ、それは………」
「…………………」
「フン…………」
アガットの忠告にセレーネは口ごもり、マキアスは複雑そうな表情で黙り込み、セリーヌは鼻を鳴らし
「……―――自分達の身の程は弁えているつもりです。ですが、俺達はオリヴァルト皇子が俺達に期待していた”第3の風”――――”Z組”として内戦をどうにかする俺達なりの方法を絶対に諦めずに探るつもりです。勿論、はぐれた仲間達とも必ず合流してみせます……!みんなやクロウを取り戻し、俺達の”明日を掴む為”に……!」
「ほう……」
「お兄様……」
「リィン……ああ、そうだな……!」
「いつも思うけどよくそんなに次から次へと恥ずかしい台詞が出てくるわね。」
拳を握りしめて決意の表情をしてアガットを見つめるリィンの様子を見たベルモンは感心し、セレーネとマキアスは明るい表情をし、セレーネは苦笑しながらリィンを見つめた。
「…………フン、あのスチャラカ皇子が関わっている学生からそんな言葉が出てくるとは、正直驚いたぜ。せいぜい死なないように、気を付けておくんだな。」
決意の表情をしているリィンの目をジッと見つめていたアガットは鼻を鳴らした後2階に上がって行った。
「え、えっと……?」
「ハハッ、やるじゃねえか、リィン!あのアガットが褒めるなんて、滅多にない事だぜ?」
「ええ。フフ、さすがはあの”帝国解放戦線”のテロを喰い止め続けた”Z組”のリーダーですね。」
アガットがいなくなった後戸惑っているリィンにトヴァルとベルモンは感心した。
「さすがお兄様ですわね!」
「ハハ、そう言う所も相変わらず
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