第126話
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「でも、あたしは遊撃士だから……。あなたが、自分の事情にみんなを巻き込むことは見過ごせない。悪いけど……力づくでも止めさせてもらうわよ」
そしてエステル達は武器を構えた!しかし
「………………………………………。クク……無知な小娘が大層な口を利く……。ならば、その身をもって己の言葉を証明したまえ。」
ワイスマンは凶悪な笑みを浮かべた後、指を鳴らした!すると魔眼が放たれ、エステル以外の仲間達の動きが止まった!
「あああっ!?」
「か、身体の自由が……!?」
「ま、魔眼というヤツか……」
「なっ…………!」
それを見たエステルは驚いて仲間達を見た。
「フフ、君たちはそこで大人しく見ていたまえ。さぞかし面白い見物になるだろう。」
「あ、あんですって〜……」
「……ヨシュア。少し遊んであげたまえ。」
ワイスマンの言葉にエステルが怒ったその時、ワイスマンの指示によりヨシュアは武器を構えた!
「………………………………」
「ヨ、ヨシュア……」
「クク、エステル君。是非とも私に見せてくれたまえ。絶望の中、人という存在がそんな強さを見せてくれるのかをね。」
「くっ……!」
そしてヨシュアはエステルにSクラフト――幻影奇襲(ファントムレイド)を放って、一瞬にしてエステルを戦闘不能にした!
「………………………………」
「……くっ……ヨシュア……」
感情のない表情で自分を見つめるヨシュアにエステルは地面に膝をついた状態で見つめた。
「ほう……なかなか見事な技だ。どうやら”剣聖”の所に預けた甲斐があったみたいだね。これでまた、私の作品の完成度が上がったというわけだ。」
「あ、あんた……!」
感心した様子のワイスマンの言葉を聞いたエステルはワイスマンを睨んだが
「さて……真の余興はここからだ。ヨシュア、彼女を無力化したまえ。」
「!!」
ワイスマンの指示に驚いた!するとヨシュアはエステルの上に乗りかかった!
「あうっ……」
「エステルさん……!」
「エステル!」
「エステル君……!」
ヨシュアに乗りかかられ、悲鳴を上げたエステルを見た仲間達は心配そうな表情で声を上げた。
「フフ、どうやら君では人の強さを証明できないようだね。だが、私も学者の端くれとして実証の必要性は理解しているつもりだ。だから君の代わりに……ヨシュアに証明してもらうとしよう。」
「…………え……………………」
「なに、簡単な実験だ。……このままヨシュアに君の息の根を止めてもらう。しかる後、暗示を解いて元に戻してあげるというだけさ。」
「!!!」
「フフ……果たしてヨシュアはど
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