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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃U篇)
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青褪めさせ、セリーヌは厳しい表情をした。
「クッ……(ヴァリマールは動かせない……やっぱりあの”力”を使うしかないのか……!?)」
そしてリィンが判断に迷っていたその時
「――――フウ、こういう時にこそ私達を頼りなさいよね〜。」
「今度は私達の出番ですわ……!」
「自然の……精霊達の平和を乱す者は何者であろうと”精霊王女”たるこの私が許しません。」
ベルフェゴール、メサイア、リザイラがそれぞれ現れた!
「ベルフェゴール、リザイラ、メサイア……!」
「―――こいつらは私達が片付けておいてあげるから、ご主人様達は故郷に急ぎなさい!」
「急がないと取り返しのつかない事になりますよ……!」
「私達も戦闘が終わり次第、すぐにそちらに向かいます!」
「みんな…………わかった、ここは頼む……!」
ベルフェゴール達の申し出を聞いたリィンは一瞬迷った後ベルフェゴール達を見つめ
「お兄様、”魔煌兵”に止めを刺さなかったわたくしも責任を取って、ベルフェゴールさん達と一緒に戦いますから行ってください……!」
「セレーネ……わかった!ここは頼む……!」
更にセレーネの申し出にリィンは頷いた。
「”超越した存在”であるアンタ達なら心配いらないと思うけど、せいぜい気をつけなさいよ……!」
「皆さん、ここはお願いします……!」
そしてセリーヌとエリスはそれぞれベルフェゴール達に声をかけ
「よし、ユミルに急ぐぞ!」
「はいっ!」
トヴァルの言葉にリィンは力強く頷いてユミルへ急行し
「―――アイドス!”慈悲の大女神”なんだから、”遅かった時”、貴女の力で助けてあげなさいよ!?」
(ええ、任せて………!)
ベルフェゴールに視線を向けられた神剣の中にいるアイドスは静かに頷いた。
そしてベルフェゴール達が”魔煌兵”と魔獣との戦闘をしている中、リィン達はユミルへと急行した!
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