暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第182話
[5/6]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
」
「今の声は一体……」
声を聞いたリィンは驚き、アリサとプリネは目を丸くし
「頭の中に直接聞こえてきましたが……」
「まさか念話の類かしら?」
「―――恐らくそうだろうな。そしてその発信している者は恐らく……」
「―――この旧校舎の異変を発生させたと思われる”何者か”、ですね。」
不思議そうな表情をしているエリゼの言葉に続くようにエステルは首を傾げ、リウイとエクリアは奥を真剣な表情で見つめた。
「みんなも聞こえたのか……」
「ARCUSを通じた繋がりが高まっているみたいですね。そして恐らく―――この先が”終点”でしょう。」
「そうか……」
エマの推測を聞いたリィンは振り向いて奥へと続く通路を見つめた、
(この先に全ての謎が……今回の異変の”原因”がある……覚悟を決めよう―――俺達の”明日”を掴むために。)」
そしてリィン達は奥へと向かった。
〜旧校舎・最下層・終点〜
リィン達が終点に到着すると巨大な赤い球体がはめ込まれてある扉らしきものがあった。
「……………………」
「………ニャア……」
エマとセリーヌは扉をジッと見つめ
「この扉は……」
「宝玉……いえ、
宝珠
(
オーブ
)
なのかしら?」
扉を見たエリゼは目を丸くし、アリサは考え込み
「う〜ん、仕掛けか何かかしら?」
「―――油断するな。あの
宝珠
(
オーブ
)
から尋常ならざる気配を感じる。」
「ええ……魔力や神気とも異なるこの”力”は一体……?」
首を傾げているエステルにリウイは忠告し、エクリアは真剣な表情で扉の部分についている球体を見つめた。
(そうか、ローエングリン城であの化物を実体化させた―――)
そして扉を見つめてある出来事をリィンが思い出したその時、球体は妖しく輝いた!
”起動者”候補ニ告ゲル―――
コレナルハ ”巨イナルチカラ”ノ欠片―――
手ニスル資格ガ汝ニアリシカ『最後ノ試シ』ヲ執行スル―――
「巨いなる力……?手にする資格って……いったいどういうことだ!?」
「ちょっとー!誰か知らないけどいい加減、隠れてないで出て来なさいよ!?」
扉から聞こえて来た声を聞いたリィンとエステルは扉を睨んで声を上げ
「フシャアア……!」
ある気配に気付いたセレーネはリィン達に警告するかのように鳴いた。
「!この異質な気配は……!」
「世界の”歪み”か……!」
「気を付けて……!取り込まれます……!」
そして何かに気付いたリウイとエクリア、エマが声を上げたその時その場の空間が歪み、リィン達
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ