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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第182話
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呟き
「か、覚悟はしていたがここまでとは……」
「しょ、正直この目で見ても信じられないですわ……」
マキアスとセレーネは信じられない表情をした。
「だが……肚を括るしかあるまい。」
「ええ……もちろん。―――リィン、折角だからいつものをやってくれない?」
「いつものって……あれか。」
アリサに促されたリィンは苦笑し
「それはいいな。」
「作戦開始の号令は大事。」
「そうだね、これも僕達の特別実習みたいなもんだし。」
「ええ。それにこういう時こそリーダーの号令が必要ですし。」
「フフ、そうね。」
ガイウス、フィー、エリオット、ツーヤ、プリネはアリサの提案に賛成の意を示し
「よっ、我らがリーダー!」
「フッ、噛むんじゃないぞ。」
「フフッ、期待しているよ。」
クロウとユーシス、アンゼリカはそれぞれリィンを見つめて言った。
「まったく……プレッシャーをかけないでくれ。というか教官達に加えて理事のリウイ陛下もいらっしゃるのですから、教官達が号令をかけるべきなんじゃ……」
リィンは疲れた表情で溜息を吐いた後サラ教官達を見回し
「な〜に、言ってるの!どう考えてもこの場の主役は貴方達―――”Z組”の生徒達でしょう?」
サラ教官は笑顔でリィンを見つめ
「俺達はあくまでお前達をサポートする立場だ。ならば、答えは決まっているだろう?」
「そうね!リウイの言う通り、あたし達はリィン君達を手伝う為に一緒についてきたんだから!」
「いい加減、覚悟を決めろ、シュバルツァー。」
「皆様がここまで仰っているのですから、覚悟を決めるべきですよ、兄様。」
リウイの言葉にエステルは頷き、レーヴェとエリゼは静かな笑みを浮かべてリィンを見つめた。
「フウ…………余計にプレッシャーをかけないでくださいよ……」
サラ教官達の答えを聞いて溜息を吐いたリィンは全員の前に移動した。
「トールズ士官学院、Z組総員並びに協力者一同――――旧校舎の異変を食い止めるべくこれより第七層の探索を開始する。各自、全力を尽くしてくれ!」
「おおっ!!」
そしてリィンの号令に仲間達は力強く頷いた!
その後探索を開始したリィン達は何度も探索メンバーと待機メンバーに分け、何度も交代しながら先へと進んで行き、リィン、アリサ、エマ、プリネ、エリゼ、エステル、リウイ、エクリアのメンバーに編成した探索チームは最奥の手前の部屋に到着すると謎の声が聞こえて来た。
〜最奥〜
サア、示スガヨイ
汝ノ―――汝等ノ魂ノ色ヲ
「……っ。」
「い、今のは……
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