Friend
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トモは無神経すぎるんですよ。まさか今日だけで2人も本名を使っている人に会うなんて...」
最後のほうに言っていた言葉が聞き取れなかったがなんとか言いくるめられたようだ。レーアの大きく上がった肩は怒りと共に徐々に元に戻っていった。
「貴方にとってはいいかもしれません。ですがくれぐれも私の名前だけはうっかりと間違えないようにしてくださいね」
「わかってるよ、リ...レーア」
「・・・無駄な気もしますが善処してください」
うーん、どうもここでだけ違う名前を呼ぶというのはどうも慣れるのに時間がかかりそうだ。
「では、VR酔いもしていないようですし早速フィールドへ行きましょう」
そういえば、酔わなくなっているな。意外と弱いな大ボス。
「ところでさ、フィールドに出てなにするんだ?」
前方で歩き始めたレーアに俺は素朴な疑問をぶつける。
レーアは立ち止まり、上半身だけでくるりと振り返る。その顔はニヤリといたずらな笑顔で少し口元を緩めていた。
「________狩りの授業です」
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