7話 関わりたくない
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に拘束され天井で蓑虫にされ
「で?こんな真夜中に何の用かしら?私達は悪魔と違うから夜中は眠たいのよ……」
彼女は呆れながら向き直る
そして木場が簡単に説明した
茶髪の野郎、兵藤一誠が仲良くなったシスター、アーシアを助ける為に自分を殺した堕天使の本拠地に行く
その際、協力関係を結んだ俺等にも力になって欲しいというのだが……
「断る、テメェ等の事情とか知ったことか」
蓑虫のまま頭を冷やし、説明を聞いた俺はいきなり告げた
何で全く関係無い赤の他人の為に戦わにゃならんのだ
それは俺の偽りなき本心であり本音、そして今までもそしてこれからも変わる事の無い俺の面倒毎に関わらない為の自己防衛だ
古今東西、人間が動くのは義理でも人情でも仁義でも無い、純粋に打算的な思惑や目的、そして人間が協力する条件はシンプル、両者の利害の一致だ
「お前の言いたい事は理解できる!でも力を貸してくれ「協力関係を結んだのはリアスグレモリーに対してのみ有効でテメェら下僕悪魔は対象外だ」そこを何とか!俺はアーシアを助けたいんだ!力を貸してくれ!アンタ達凄い強いじゃないか!」
コイツは……バカみたいに素直だ、だから純粋に助けたいのだろうという気持ちは伝わって来るが
「一昨日きや「いいじゃない、協力しましょうよ空」おいルサルカ勝手に決めんな」
空は逆さまのままルサルカを睨む、彼女は素知らぬ顔で一言
「ロスヴァイセが交わした約束を破る気?」
「あれはロスヴァイセが勝手にした事だろ?………まぁ多少なりとも義理が無いわけではねぇけど…それはリアスグレモリーに対してのみでコイツらが俺に何かしたか?」
ギブアンドテイク、労働には対価が必要だろう?
「そうね〜〜なら2、3つ位、依頼を出すけど対価無しで働くそれで良いんじゃないの?」
「けっ、仕方ねぇ……さっさと案内しろ」
「ではではレッツゴー!」
そんなこんなで案内されたのが
「教会って……嫌味でしかないわ……」
先ほどと打って変わりテンションが低いルサルカ
「落ち着けアレは廃墟だ、アレをカラスの巣と考えろ」
と良くわからない慰めをする空、その手には鞘に収めたままのダーインスレイヴが握られている。
「それでどう進入するんだ?」
俺は今回の騒動の発起人に意見を聞いてみたが
「それを今から考えるんだよ」
コイツ…勢いだけじゃん…仕方ねぇー
「行くぞルサルカ、茶番に付き合えるか」
「りょうかーい」
俺たちはスッと立ち上がり堂々と入り口に近づく
「え?ちょっ!二人とも??」
兵藤達は何か慌ててるようだから教えてやろう
「あのなー俺たちは殴り込みに来たんだろ?だっ
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