第117話
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…ギルバート君と共にここは失礼させてもらうよ。彼はいじりがいがあるし、この状況で生き残った事はある意味凄いしね♪」
そしてカンパネルラは指を鳴らした。すると、カンパネルラとギルバートは消えようとした。
「じゃあね♪せめて、真の最終幕を楽しみに見させてもらうよ♪」
カンパネルラは楽しそうな表情で言いながらギルバートと共に消えた。
「また、逃げられちゃったね………」
「う〜ん……弱っていたし、拘束する絶好のチャンスだったんだけど、今は他にやるべきことがあるしね。」
カンパネルラ達が消えた後ミントは残念そうな表情で呟き、エステルは残念そうな表情をした後、気を取り直した。
「そうだね。牢屋に急ごう。」
エステルの言葉にヨシュアは頷いた。その後エステル達は急いで牢屋に向かった。
〜監禁室〜
「―――認証しました。ロックを解除したい障壁の番号を選んでください。」
ヨシュアが牢屋の傍にある端末にカードをあてると、端末から機械的な声が出て、そしてヨシュアはある番号を選択すると、ドルン達の目の前の障壁が消えた。
「おお……!」
「た、助かった……!」
「キール兄ぃ、ドルン兄ぃ!」
障壁が消え、牢屋から出て来たドルン達をジョゼットは嬉しそうな表情で駆け寄った。
「ジョゼット……」
「ヘヘッ……。お前らにも、でかい借りを作っちまったようだな。」
キールは優しそうな笑顔をジョゼットに向け、ドルンは笑いながら言った。
「いや、お互い様だよ。」
「そうそう、前に脱出した時にはこちらが助けてもらったんだし。」
ヨシュアとエステルが答えたその時
「ギャアアアアアアーッ!?」
耳をつんざくような悲鳴が聞こえた!
「な、なんだぁっ!?」
その声を聞いたドルンは焦った様子で周りを見回した。
「……どうやらまだ生き残っている猟兵がメンフィル兵達に討ち取られたみたいだね……」
「はあ?なんでこんな所にメンフィルがいるんだ??」
「っと、そうだ。早くここから脱出するわよ!」
ヨシュアが呟いた言葉を聞いたキールは訳がわからない様子で尋ね、一方エステルは状況を思い出し、ドルン達を促した。
「う、うん……!」
エステルの言葉にジョゼットは頷いた。
「よーし……いっちょ逃げるとするか!野郎ども、遅れるんじゃねえぞ!」
そしてドルンは部下達に号令をかけた。
「アイアイサー!」
その後エステル達はグロリアスから脱出し、地下道を通って居住区画まで戻ってきた。
〜グロリアス内・聖堂〜
エステル達が脱出したその頃、リウイはルースから報告を受けていた。
「リ
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