第116話
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後を確認しながら走っていた猟兵達がエステル達に気付き、攻撃を仕掛けようとしたが
「それっ!!」
「えいっ!!」
「逃がさないわ!!」
「「「ガッ!?…………」」」
背後から追って来たレンには大鎌で袈裟斬りで身体を斜めに真っ二つにされ、エヴリーヌには矢で頭や四肢を破壊され、セオビットには魔剣で縦に身体を真っ二つにされて、絶命した!
「ヒッ!?」
「レ、レンちゃん………」
それを見たジョゼットは悲鳴を上げ、ミントは表情を青褪めさせながらレンを見た。
「あら?」
「キャハッ♪エステル達じゃない。やっほ〜。」
「うふふ、どうしたの?空賊さん達を助けるんじゃないのかしら?……っと。その前にこんな邪魔な”物”があったら、エステル達も気になるだろうし、お話しできないわね。……大熱風!!」
エステル達に気付いたセオビットは声を上げ、エヴリーヌは楽しそうな表情をした後、呑気な様子で声をかけ、レンは口元に笑みを浮かべて尋ねた後、魔術を放って猟兵達の死体を焼き尽くした。
「……………………」
「……ドルンさん達を見つけたのはいいけど、エネルギー障壁があってね。それを解除するためにセキュリティーカードを探して、ここまで来たんだ。」
表情を青褪めさせて何も答えないエステルの代わりにヨシュアが静かに答えた。
「セキュリティーカード?もしかしてこれの事かしら?」
ヨシュアの言葉を聞いたレンは懐の中から一枚のカードを出して、ヨシュアに渡した。
「……間違いない。どうして君が持っているんだい?」
レンに渡されたカードを手に取って調べたヨシュアはレンを見て尋ねた。
「うふふ、エヴリーヌお姉様達と一緒にデクノボーさん達の持ち物を調べた時にあったから、何かに使えないかなと思って念の為に取っといたのよ。そのカードならレン達、一杯持っているから一枚ぐらいあげるわ。」
ヨシュアの疑問にレンは笑いながら答えた。
「それはありがたいけど………なんでそんなにカードをたくさん持っているんだい?(まさか………)」
レンの答えを聞いたヨシュアはある事に気付き、真剣な表情で尋ねた。
「うふふ、ただ殺すのもつまんないから、この中で誰が一番多くカードを手に入れたか、今競っているのよ♪殺したデクノボーさんが必ずこのカードを持っているとは限らないから、ちょうどいい遊びなのよ♪」
「あ、遊びって………」
「つ、つまんないって………あ、あんたって娘は…………!」
レンの話を聞いたジョゼットは信じられない表情をし、エステルは身体を震わせて怒りの表情でレンを睨んだ。
「そんなに怒らないでよ、エステル♪レン達は皇族として、武将として力無き民達を守る為に民達を害
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