第34話
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整え始めたぞ」
「2階部分を作って個室を作り始めましたね。ちゃんと壁紙やカーペットでプライバシーの保護をやってますね。ああ、念話で完全に持久戦をやるから帰れ、オーディン殿が帰った後ぐらいに決着がつくように調整するからだって」
「とことん嫌われてるな爺。ほれ、馬車を出せ。あそこまでやると梃子でも動かないぞ」
「完全に休養モードに入りましたね。はまっているカードゲームの制限が改定される直前で新しいデッキを作り始めましたね」
「仕方あるまいな。まああれだけの物が観れたのだ。今日のところはこれぐらいでよかろう」
side プロフェッサー
「スタンバイにマジエク、ライフチェンジャーでチェーンは?」
「ないっすね。チェンジャーで3000になってマジエクで4800で死んだっす。やっぱり永久投獄っすね。7割の確率で1キルっすから」
「ちぇっ、クソ猿も禁止行きになったから良しとするが辛いな。次は何を組むか」
「映画のおかげで強化決定の青眼か、潰すために破壊竜にするか、ナンバーズハンターお兄ちゃん混合ネタデッキも楽しそうっすね」
「お前もネタが大好きだよな。今だにメインがアモルファージ幼女デッキなんだろう?思い切って超量子なんてどうだ?」
「いやいや、ここはいつか新規が来るはずのD-HEROも捨てがたいっす。サイバー・ガール?知らない子ですね」
「機械天使はそろそろ来てもいいよな。コロシアム張ってブレイダーを立てる。フュージョン・ウェポンを装備でガン伏せ」
「サタンクロースで」
「サレンダーいいっすか?」
「なぶり殺しっす。便乗発動」
「さて、ズシンの運用法を考えるか」
「アンチ、ブレイクスルー、禁じられた三種、ズシンをサーチできそうなのは無いっすね。やりくりに強謙積んで無理やり引っ張ってくるしかないっすか」
「キツイな。キツイがロマン溢れるカードだ。なんとかして使いたいな」
「ハイランダーレベル1フルモンもロマンだらけっすよ」
「さっきから二人とも何を話してるのか理解できないんだけど」
久遠がコーヒーを持ってきてくれたのでテーブルの一部を整理してスペースを空ける。
「見ての通りカードゲームの話だ。TCGとしては古株に当たるものでな、莫大な量のカードが存在し、今も増え続けているし、年に何度か使用制限が変わる。その度にプレイヤーを失意のどん底に突き落としてくれる。また、世界一難読な言語、通称コンマイ語を習得する必要がある」
「世界大会でジャッジが効果の裁定を判断することがある恐ろしい言語っすよ。おかげで迷言が続出っすよ。『ルールは一見複雑そうに見えて複雑だぜ』とか特にそうっすね。ライフコスト系のカードにチェーンを組ん
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