第101話
[2/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
フルを合わせた武器――”ブレードライフル”を主流に使う猟兵………まさか!)」
猟兵達に逃げられた事にエステルは悔しがり、ミントは残念そうな表情で言い、何かに気付いたヨシュアは信じられない表情をした。
「エステル……私を庇って撃たれたようだけど大丈夫?」
そこにレナが心配そうな表情でエステルに近づいて来て尋ねた。
「ちょっと、喰らっちゃったけど、こんなのかすり傷よ!それよりお母さんが無事でよかったわ。………闇の息吹!!」
レナに答えたエステルは自分に治癒魔術を使って、傷を回復した。
「それにしても何でこんな所に猟兵が………」
「それも使っている武器が今までと違ったよね?」
傷を回復したエステルは真剣な表情で呟き、ミントはある事を思い出して言った。
「………………とりあえず、母さんをロレントまで連れて行こう。話はそれからだ。」
「………そうね。家の中が滅茶苦茶になったし、しばらくはステラ達の家に泊めてもらうわ。……ロレントまでお願いね、3人とも。」
ヨシュアの言葉に頷いたレナは3人を見て言った。
「うん、任せて!」
そして3人はレナをロレントまで護衛した後、知り合いの家にレナの事を頼み、ギルドに報告に向かった。
〜遊撃士協会・ロレント支部〜
「あら……ようやく来たわね。来るのが遅かったから迎えに行こうと思っていた所よ。」
ギルドに入ると既に仲間達がいて、シェラザードがエステル達に言った。
「うん、待たせてごめん。」
「………それより重大な報告があります。」
シェラザードの言葉を聞いたエステルは謝り、ヨシュアは真剣な表情で言った。
「久しぶり……と言いたいところだけど、どうやらその様子だと何かあったようね。何があったのかしら?」
ヨシュアの様子を見たアイナは真剣な表情で尋ねた。そして3人はブライト家に猟兵達が襲撃した事、そしてその後にレナを知り合いの家に預けた事を説明した。
「………まさか結社の連中がロレントに現れるとはな………それにしても何で、一軒家を襲ったんだ?」
「………恐らくエステルを攫ったように旦那の奥さんを攫おうとしたんだろう。」
アガットの疑問にジンは真剣な表情で言った。
「その事なんですが………今回の敵は”結社”の猟兵じゃないと思います。」
「え………それってどういう事!?」
ヨシュアの推測を聞いたエステルは驚いて尋ねた。
「練度が明らかに違うし、何より使っている武器がその証拠だよ。」
「武器?そういえば、あいつら変わった武器を使っていたわね………」
「うん。ティータちゃんが持っているような火薬式の銃で攻撃したと思ったら、銃で斬りかかってきたもんね。」
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ