4部分:第四章
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「そういうことだよ。なっ、危ないだろ」
オスカーは下から笑って彼女に言ってきた。
「のどかな場所でも油断はできないもんだよ」
「そうみたいね。本当に」
マーガレットは苦笑いして彼の言葉に応えたのだった。後ろを振り向くとその山羊がつぶらな瞳で青空を見ていた。もう彼女のことは見ていないようである。何事もなかったかのように。
油断したら 完
2009・5・12
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