外伝〜比翼の竜達、異種族を率いし皇女〜
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アスの疑問にプリネは微笑みながら答えた。
「ほう………さすがは”生ける伝説”と知られる種族だな。…………さて。羽娘達のほうもそろそろ終わる頃だろうし、我達も終わらせようぞ!」
「はい。」
「………………………」
アムドシアスの言葉にプリネとパラスケヴァスは頷いた。
「我が芸術の神髄、その目に焼き付けろ!ハドラの小夜曲!!」
そしてプリネ達を見たアムドシアスはSクラフトを放って、近づいて来る敵達に大ダメージを与えた!
「行きます!やあっ!」
アムドシアスがSクラフトを放った後、プリネはレイピアを鞘に収めた後、両手からそれぞれ無数の光と闇、それぞれの魔力弾を放った!相反する属性の魔力弾は敵達に襲い掛かって、アムドシアスのSクラフトによってボロボロになった装甲を完全に破壊した!
「聖と魔の炎よ…………その炎を持って、大いなる虚無を焼き尽くせ……!はあぁぁぁぁっ!!」
さらにレイピアを鞘から抜いて、レイピアに魔力と闘気を込めた!するとレイピアの片方の刃は紫色に妖しく輝き、もう片方の刃は神々しい白銀色に輝き、さらにレイピアの刃全体にすざましい炎が纏った!
「魔剣奥義!双破!火炎剣!!」
そしてプリネはレイピアを2回、振るった!すると最初に妖炎を宿した衝撃波が、続いてすざましい勢いで燃える炎の衝撃波が敵達を襲い、焼き尽くした!その身に秘める聖と魔の力を解放し、敵を焼き尽くす”暗礁火炎剣”の強化技でもあるプリネのSクラフト――双破火炎剣によって、敵達は最後尾に残っていた1体を残して全滅した!
「―――――――!!」
プリネに続くようにパラスケヴァスは槌を空へと掲げて、雄たけびをするかのように高音の音波を出した。すると槌に水が籠ると同時にすざましい闘気が籠った!
「………………!!!」
そしてパラスケヴァスは槌を構えた後、右から左へと振った!するとすざましい闘気が籠った巨大な水の刃が敵を襲い、最後の1体である機械人形を真っ二つにして破壊した!槌に水の力とすざましい闘気を籠める事によって、すざましい切れ味を持つ刃の衝撃波を発生させるパラスケヴァスのSクラフト――ウォーターブレイドは敵を貫通し、さらに敵の後ろにある森林を次々となぎ倒して行った!
「あら。貴女と契約した者として、せっかく援護して差し上げようと思っていたのに無駄だったようですわね。」
「おーい、プリネ〜!」
戦闘が終了し、ペルルとフィニリィがプリネ達に近づいて来た。
「2人とも、そちらの戦闘は終わったのですか?」
「うん!」
「ええ。」
プリネに尋ねられた2人は頷いた。
「そうですか。……皆さん、ご苦労様です。今は私の中で休んで下さい。また何かあれば呼び
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