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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(SC篇)
外伝〜比翼の竜達、異種族を率いし皇女〜
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……!」

プリネはオーブメントを駆動させた後、走りながら次々と敵達の横を駆け抜け際にレイピアで攻撃して、傷を増やし

「とりゃぁぁ!」

アムドシアスはプリネが攻撃した相手に次々と矢を放って、止めを刺して行き

「…………!!」

パラスケヴァスは巨大な槌で敵達を豪快に一撃で潰して、滅した!

「聖なる光よ!クロスエアレイド!!」

「出でよ、翼輝の陣!……ケルト=ルーン!!」

さらにプリネとアムドシアスは魔術を放って、別の敵達に大ダメージを与え

「オーブメント駆動!コキュートス!!」

「グランストリーム!!」

たたみ掛けるように2人は高火力のアーツを放った!プリネが放ったアーツとアムドシアスが放ったアーツが混ざり、敵達はすざましい嵐により空へと舞い上がりながら、嵐に交じる氷の柱に命中し、空中で爆発を起こして、滅した!

「………………」

一方敵達もやられっぱなしではなく、持っている銃で2人に一斉射撃を行ったが

「させません!」

「フン!」

2人は簡易結界を展開して、攻撃を防いだ!

「――――!!」

そしてパラスケヴァスはクラフト――アクアブレスを放って、敵達にダメージを与えると共に水圧で吹き飛ばし

「………………」

さらにアーツ――アトラスハンマーを放って、止めを刺した!プリネ達の活躍によって、敵達は全滅したかのように見えたが、また新手が次々と現れた!



「全く次から次へと、飽きもせず、よくこれだけ現れるな…………」

「そうですね………」

新手の登場にアムドシアスは呆れた表情で溜息を吐き、プリネが頷いたその時

(マスター。)

ツーヤから念話が来た。

(ツーヤ?どうしたの?貴女達はマノリア村の防衛に移ったとさっき聞いたけど………)

(はい。王国軍、メンフィル軍の活躍によって、マノリア周辺の敵は掃討されました。今、あたしとミントちゃんはマノリアに残るクルツさん達と別れて、そちらに向かっている所です。)

(そう、わかったわ。報告ご苦労様。)

そしてプリネはツーヤと念話をするのをやめて、目の前に迫っている敵達を警戒しながら、アムドシアスに言った。

「………先ほどツーヤから念話が来ました。この先にある村付近にいる敵達は掃討されたそうです。」

「ふむ、そうか。ならば目の前にいる敵達が最後という訳だな。………それにしてもあの竜の娘がいる場所との距離がかなりあるのに、よく届いたな?」

プリネの言葉を聞いて頷いたアムドシアスは尋ねた。

「フフ………ツーヤが言うには竜と結んだ”絆”によって、例えどれだけ距離が離れていようと、どちらかが死なない限り、念話は届くそうです。」

アムドシ
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